「猫が居なくなったとき」にする猫返しのおまじない

昔からある猫が失踪したときにするおまじないがあります。ある言葉を短冊に書いて猫のお茶碗(食器)の下に敷く。または、玄関に貼り付けるというもの。その言葉の正体は中納言行平が詠んだ和歌です。

たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む

百人一首の十六番としても有名な和歌。その意味は、

離れ離れになってしまっても、あなたが待っていてくれる聞いたなら、あなたの元へすぐに帰ります。

というもの。

その意味合いからも、猫のみならず問わず恋人や友達などが早く自分の元へ帰って来てくれるよう願いを込めたおまじないの風習です。

中納言行平が生きていた時代は西暦800年代です。そんな昔から日本人に受け継がれて来たおまじない。迷信ではありますが、何だか効果がありそうな気もします。

過去に何度も脱走経験があるわが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)。どこから出ていったのか分からないオニ高度な脱走術は、さながらルパン三世か服部半蔵なわけです。元々外猫でしたからお腹が減ったら帰って来るだろうと呑気に構えていますが、時間までに帰ってこなければもう心配。

娘を持った経験はありませんが、我が娘が朝帰りしたらこんな気持なんだろうと思うほどの心配をします。サヨリちゃんも高齢に差し掛かり脱走する事も無くなりました。しかし、念のために「猫返し」のおまじないも覚えて置こうと思います。

心の拠り所というのも大切ですから(笑)。

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