ゴジラの中でのテレビニュースシーンを見て、東京にはゴジラがいると思っていた頃

「シン・ゴジラ始まったね、サヨリちゃん。」

「でも、お父さん見たんでしょ?、シン・ゴジラ。」

「見たよ。まぁ、オモロかったから、また観てるの、ゴジラ。」

「テレビの中の、テレビニュースのシーンがリアルですね、お父さん。巨大な尻尾がドーーーーン!!ですよ。」

「そう言えば、お父さん、ずっと昔に東京にはゴジラがいるって思ってた。」

「ちょ、ちょ。日曜日ですが、病院へ行きますか?。」

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それでもゴジラは、東京に住んでいる

「これは、何本に見えますか?。」

「わからん。」

「4本ですよ、お父さん。」

「パカラ、パカラ、って言ってみて?。」

「パカラ、パカラ。で、それは何だよ、サヨリちゃん。」

「お医者さんがやる簡単な頭の検査ですよ、お父さん。ゴジラは東京にいますか?。」

「おるわけ無いやろ!、サヨリちゃん、大丈夫?。」

「よかった。アホになっかと思いましたよ。そうです、ゴジラは東京にはいません。」

「初めてゴジラを見たのは、お盆の頃だったかな。凄く蒸し暑い夕暮れ時だった。いつもニュースを放送している時間帯にね、映画のゴジラを放送しているの。放送していやがるの。」

「にゃ?。」

「その頃さ、お父さんは3つくらいだったのだけれど、テレビで映画も珍しかったんだよね。何の予備知識も無い3歳児が、ニュースの時間にゴジラが街を壊してるんだよ。そりゃ、ビビるって。」

「面白くなって来た。それって、どんな心理状態になるの?。」

「東京には台風が来た!。凄い被害です!。って感じ。でも、怖いんだよね、普通にテレビを見てたけど。うわー、怪獣って、本当におっとや。って思ったよ。」

「おっとやって?。」

「その頃はね、九州で住んでいたから九州弁です。怪獣って、本当にいたんだ!。でいいかな?、サヨリちゃん。」

「それからどうなったの?。」

「そりゃ、軽いトラウマさ。東京には、ゴジラがいる気がしてならないね。さぁ、シン・ゴジラの続きを見ようか。サヨリちゃん、こっちおいで。」

「わんこそばといい、ゴジラといい、テレビって…。」

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