2016年6月29日(水)放送、ザ!世界仰天ニュース「危険地帯&危険な食べ物 2時間SP」中、「大人気の猫で命の危機!?」が紹介されました。猫飼いにとっては由々しき問題。わが家の猫様の名誉の為にも詳しくまとめてみましょう。

猫が原因で細菌性髄膜炎!赤ちゃんが命に危機に!

2010年イギリス サマセット州での出来事

シングルマザーのチェルシー・アン・ドット(18歳)は、生後22週間の長女スパークルと猫のチェスニーと共に幸せな生活を営んでいた。チェスニーは仔猫の頃からチェルシーが飼っているオス猫だ。チェスニーは、スパークルに対して悪さをする事も無かったという。

異変が起こったのは2010年11月26日午後7時。娘は突然、40度を超える高熱を発し泣く事すら出来ない状態だった。医師による精密検査の結果、「細菌性髄膜炎」と診断された。スパークルの脳脊髄液内に細菌が侵入し、髄膜が炎症を起こし発熱していたのだ。

このまま細菌が脳に達すると、脳機能に悪影響を及ぼす。そのまま放っておくと確実に死に至るという恐ろしい感染症。致死率は成人で約20%、生存しても約30%の人には何らかの後遺症が残ると言われている。

まだ幼いスパークルにとって一刻を争う状態。医師により早急に抗生物質が投与された。一方で、原因の特定が急がれた。原因が分かれば抗菌薬で治療が出来るからだ。

そして、ある事実が浮かび上がった。

髄膜炎の原因は、その猫が持つ菌だと思われます。

猫の持つ恐ろしい菌の正体の名称はパスツレラ菌。猫の約100%が保有する菌だった。幼いスパークルが猫と直接触れ合う事は無かったが、猫が舐めた何かからの感染が想定された。例えば、

  • 猫が母親の目を離した隙に哺乳瓶を舐めた
  • 猫が舐めた指からの感染
  • 猫が舐めた毛布やタオルなどからの感染

などが挙げられる。

その後、幼いスパークルにはパスツレラ菌に有効な抗生物質が投与され一命を取り留めた。

この一件から5年半後…。

仰天スタッフは、現在のスパークルちゃんと愛猫チェスニーの自宅を訪れた。5歳になったスパークルちゃんは元気に過ごしていた。一方、チェスニーはチェルシーの母親のもとで生活している。しかし現在、二人は頻繁に会っているそうだ。番組内での写真が、二人の仲の良さを映し出していた。

愛するペットを危険生物にしないために我々の心がけも必要

このコーナーは、この言葉で締め括れられた。

猫の約100%がパスツレラ菌を持っている?

猫や犬が口の中に生息し、猫の約100%、犬の約75%が持つと言われるパスツレラ菌。空気感染はしないものの、舐められたり引っ掻かれたりすると感染する。くしゃみなどの飛沫感染(ヒマツカンセン)も稀に起こるのだとか。

パスツレラ菌で引き起こされる病気

わが家に猫も犬も住んでいます。しかし、その子たちが原因で病気になった家族はいません。ですが、パスツレラ菌によって引き起こされる病気があるそうです。それが、

  • 髄膜炎
  • 蓄膿症
  • 肺炎
  • 気管支拡張症

などの感染症です。傷口に入ると化膿してその部分が壊死する事も。画面に映し出される壊死した小指の写真(日本大学医学部提供)。思わず膝の上の愛猫の顔を見てしまうほどショッキングな映像でした。しかし、そう簡単にパスツレラ菌による被害は、頻繁に起こるものなのでしょうか?。毎日、猫と戯れる私には信じがたい情報です。

日本国内のパスツレラ菌による症例件数は年々増加?!

日本大学医学部提供の資料によると、日本国内でパスツレラ菌による症例件数は年々増加の一歩を辿っています。1997年まで100件に満たなかった症例件数は2011年になると約700件。約10年で7倍も増加する結果に。

安心して下さい!パスツレラ菌が人体に大きな影響を与える事は少ない

仮に猫からパスツレラ菌が体内に侵入したとしても、人間の免疫細胞の力でパスツレラ菌は死滅してしまいます。ただし、乳幼児・高齢者・何らかの持病の人など、抵抗力が弱い方には注意が必要です。対応策として、

  • キスなどの過剰な接触は避ける
  • 猫に触れた後はこまめに手洗いをする
  • 乳幼児とペットとの接触を避けるため、親は目を離さない

などに注意しましょう。

まとめ

猫の為の冷却マット

猫でも犬でも兎でも、ひとたび家族に迎え入れた動物が可愛くない人間なんておりません。言う事を聞かなくてヤンチャでも、怪我をしても、病気になっても、年寄りになっても…。ペットは、ずっと家族の赤ちゃんです。

ペットが少しでも長く、少しでも幸せに暮らせるよう、我々の心がけは必要では無く、必修ですね(笑)。


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