猫は液体だったと証明される?!

「サヨリちゃんって、液体にもなれたんだね。小さな箱にもすっぽり収まっちゃうものね。」

「突然何ですか?、お父さん。ボクは液体にはなれませんよ。ただの猫です。」

「でもね、2017年のイグ・ノーベル賞で『猫は固体かつ液体なのか?』が受賞したんだよ。しかも・・・だ、物理学賞なのだから限りなく真実に近いのではないのかな?。グッディで解説されていたのだけれど、入れられた容器の形に変形するというのが液体の定義なんだって。それを論文では数式を使って証明されているそうだよ。」

「エーーーっ(小声)。」

「ちなみに、日本人は11年連続でイグ・ノーベル賞を受賞しているんだって。優秀だよね日本人は。」

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イグ・ノーベル賞『猫は固体かつ液体なのか?』

「いくら物理学の検知から証明されたと言っても、厳密には証明を試みたってお話でしょ?。そもそも、ボクが液体なはずがありませんよ。毎日ボクを見ているのだから、お父さんだって本気で思ってなんていませんよね。小学生じゃ無いのですから。」

「でもね、流動学に基づいた研究でさ、デボラ数から証明式を組み立てた研究なのだから、真に受けたほうが面白いじゃない?。物理学的な裏付けはあるのだから。論文の全文は、レオロジー学会公式サイトで絶賛公開中だよ。」

「お父さんは論文を読んだのですか?。論文を読んだ上で、ボクを液体だと言うのですか?。」

「うん、読んだよ。」

「マジっすか?。お父さんは、そういうの分かる人なんですか?。」

「お父さんを買いかぶってはいけないよ。全然さっぱり分かりませんよ!。英語は読めないし、数式の意味が分からんわ!。」

「何、逆ギレ気味で言っているんですか?。だったら、内容も理解出来ないままで、ボクを液体と言っているだけでしょ?。それは大人がする事ではありませんね。それを小学生レベルと言うのですよ」

「そっか。フッフッフッ…。だったら今からキミの口から自分を液体だと言わせて見せるよ。」

「にゃ、にゃ、にゃ。お父さんの挑戦状、受けて立とう!。負けたらちゅーる1年分ですよ。一括払いでお願いします。」

猫は液体であるという会話的側面からの証明

「さて、サヨリちゃん。猫は通常個体ですが、液体にも成り得る存在という事に対しては否定的ですよね。」

「はい。ボクは液体になった記憶も認識もありませんからね。」

「液体の定義の中に、『容器によって形状を変える』というのがあるそうですけれど、サヨリちゃんも容器の形状に合わせて、自らの形を変えていますよね?。丸い容器の中では丸く、四角い容器の中では四角くなっていますよね。」

「はい。形は変えていますが個体としてです。液体ではありません。」

「では、質問を変えますね。いいですか?、サヨリちゃん。」

「はい。」

「先日、ゴミ箱を漁ったそうですね。ゴミ箱の中身を引っ張り出したそうですね。」

「えーーー、まぁ。そんな事も・・・あったかなぁ~。」

「この前、ご飯のおかずのお魚を盗み食いしたそうですね。お父さんと一緒の時は、とても優等生なサヨリちゃんなのに、お父さんは少し悲しいです。」

「いやーーー。まぁ・・・。」

「改めて問い直しますね。猫は液体ですか?。この局面では液体と答えたほうが有利ですよ。さぁ、頭を働かせてみよう。」

「ん?。あっ!、液体です。液体でした。」

「本当に液体なのですか?、サヨリちゃん。ファイナルアンサー?。」

「液体ですよ、お父さん。ファイナルアンサー!!!!。」

「では、どうしてサヨリちゃんは、自分を液体だと言う気になったのでしょうか?。」

「液体だけに・・・この件は水に流そう。」

「お後がよろしいようで(笑)。」

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