うちの猫は割と賢い!リュックサックの中に猫

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うちの猫の話

わが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)は野良出身なのもあって、ご飯の次にお散が歩大好きな猫。でも今夜は生憎の雨なのでお散歩は中止、仕方ないじゃん雨なのだから。

でもね、

サヨリちゃんは、そんな事で納得してくれるほど物分かりの良い猫ではありません。なので、サヨリちゃんを抱っこして雨の中で滝行を実行。猫は水に濡れるのが嫌いな動物というのは本当で、サヨリちゃんも雨に濡れるとそそくさと部屋へ戻って行くわけです。

でも彼の中で心のおさまりがつかないようで、『今夜はあなたと出かけるって決めていたのよ!、どうしてくれるの!!!。』って、少女漫画で見た事のあるような形相で不満爆発させるサヨリちゃん。部屋の中をビュンビュンと走りまくってストレス発散。途中でビタっと止まって僕を凝視する目は街の怖いお兄さん。

『ホレ、散歩へ連れて行かんか~い!。』

って、止まるたびにビュンビュン飛んで来るの、ガンが。もうね、めっちゃメンチ切って来るの。おらおらですわ、オラオラ…。相手を間違えると事務所に連れて行かれるくらいの勢いなのだけれど、繁華街でそれやったら確実に裏路地へ連れ込まれてボコられそうな勢いなのだけれど、残念ながらてるてる坊主みたく雨を止ませるスタンドもスペックも僕は持ち合わせていないわけで…。しばらくすると不満がマックスに達したようで、

ガリガリガリ…….ガリガリガリ。

あ~、激しく爪とぎが始まった…。

どうしたや?、ヒステリーかい、サヨリちゃん。取り合えずそれは止めようね、そこは爪とぎと違うから。そこは壁というところだから。

嵐は過ぎ去ったのだけれど…

こんな時は、台風が過ぎ去るのを待つのと同じで、彼の心の中の嵐が収まるのをTwitterに目を通しながら待つのが吉。小一時間も放置してれば嵐もおさまる事でしょう?、たぶん。それでも笑って受け流せるのも、彼が元気になったから。体調不良で寝込んでいた夏に比べれば、僕は全然幸せなのです。

で、

半時ほどして幸せの嵐が静かになったのだけれど、彼は全然諦めてはいないわけで。普段、外出時に使っている僕のリュックサック中に忍び込んで外出の機会を待ってるわけ。ちなみにこの子、たまにこの手を使います。キャリーバックの中でスタンバっている場合が多いですけど(笑)。

親バカだと笑われそうだけれど、やっぱりこいつ賢いわ。見てないようで、僕の行動をしっかり観察してはるわ。でも、お天気が変わる気配が全然無いものだから、

「雨降ってるからダメやで。お散歩は明日行こうね、サヨリちゃん。。」

そう声を掛けるとこの表情。もうね、仏頂面して不貞腐れたお顔。その顔に肉声ボイスが加わって、

「ウニャ~、ニャ、ニャ(だからなんやねん)?。」

って。いつものなら諦めて僕の膝の上で寝る場面なのだけれど、今夜は諦める気配すら見せずに行く気満々なサヨリ氏、お前はワンコか?。

という事で2度目の放置プレーを実行。

しばらくすると、首を下げて、

「あ~がっかりや。ボクはがっかりだ、もう~がっかり…。」

そんな感じで僕と目すら合わさなくなってしまって、

リュックの中でびきを鳴らしながら眠りはじめたサヨリちゃん。

よっぽど今夜は散歩に行きたかったのだと皆さんは思われるでしょうが、この子は毎晩こんなです(笑)。

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