「ズボン買ったの？、お父さん。」
「買ってないよ、サヨリちゃん。」
「今までのズボンとは、随分と大きさが小さいと思うのです。ってか、マジで細くなってね？。」
「う～ん、もっと言って！。」
どうしても入らなかったズボンが入った件
「そのズボンって、ウエストどれくらいですか？。ハッピーバースデー♪。」
「えっと、サイズ６７って書いてあるから、６７ｃｍなんじゃね？、知らんけど。ところで、誰の誕生日？。」
「サイズ６７の意味は、Yahoo!知恵袋で回答が出ていました。ヌード寸法ウエスト６７cm用のジーンズということらしいですよ。今日がお誕生日の皆さんへ向けてですよ、ハッピーバースデー♪。ところで、今まで履いていたズボンのサイズは？。」
「７６ｃｍ。」
「おや、ウエストが１０ｃｍくらい小さくなっていますね。いつからダイエットを志しましたっけ？、お父さん。」
「２０１７年７月２８日からだから、今日で４７日目だよ、サヨリちゃん。」
「その時は、全然入らなかったの？。」
「太腿とお尻とお腹のお肉が、総動員してズボンを履くのを邪魔していたね。今はね、お腹周りがキツイ感じかな？。でも、普通に１日過ごせと言われたら、全然、普通に生活できる感じだよ。」
「ホントですか？、お父さん。無理してませんか？。無理をすると、体に悪いですよ。ってか、何で、そのサイズのズボンを持ってるの？。」
「そうだね、焼肉食べ放題に行くにはサイズが足りないかも知れないね。そして、このズボンって昔から持っているのだけれど、何処で買ったとか、幾らだったとか、そういう記憶が全然無いんだよねぇ～。でも、これくらいキツイ方が、食べ過ぎを防げて良いかも知れない気もしているよ。でも、今でも身体全体的に贅肉感を感じざるをを得ません。」
「あばれる君かっ！＆ボケ老人かっ！。」
「そうなんだよね、サヨリちゃん。記憶が曖昧な部分にチョット不安を感じるよ。このサイズ６７のズボンがすんなりと入ったら、きっと今、履いているズボンが全部グスグスになるんだろうね。」
「そんなお父さん。今、何がしたいですか？。」
「カレーライスが食べたいです！！！！。」
「やめとけ。」
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