「順調ですね、お父さん。」
「順調すぎるよ、サヨリちゃん。そして、キティちゃんが可愛いね。」
「ご飯を食べてからの体重測定で５７．２キロだったら余力十分じゃないですか！。でも、何でいつもご飯を食べてから体重を計るの？。そして、キティちゃん可愛いでしょ？。」
「保険だよ、サヨリちゃん。」
「保険って？、アフラック？。」
「もしもヤバイと感じたら、朝一で体重を計れば５００グラムくらい調整出来るじゃん？。」
「あざとい…。」
初回と7週目との体組成計データ比較
「今週は、結構ヤバイと思っていたんだよね、サヨリちゃん。」
「にゃんで？。」
「サヨリちゃんには黙っていたのだけれど、お菓子とか、パンとか…食べちゃった。」
「食べちゃったじゃねーよ。メロンパン食べちゃった？。」
「メロンパンは食べてないよ。クリームパンだよ！。」
「何ですか？、ソレ。盗んでないよ、取っただけだよ！的な言い回しは好きじゃないですね、お父さん。そんなんで、よくもまぁ～体重が減りましたね。不思議です。」
「僕も不思議に思っているのだけれど、そうなのだから仕方ないよね、サヨリちゃん。」
「どこと無くですけれど、今日は他人事のように語りますね、お父さん。何か秘策をプラスαしたのでしょうか？。」
「ルールをひとつだけ加えました。自転車で５分以上の距離を走る前に、軽く筋トレしてから行っています。」
「にゃんで？。」
「有酸素運動の前に軽く無酸素運動をすると、代謝が良くなるんだって。なので、それを意識するようにはしていますよ。」
「それだけで、クリームパン分のカロリーが消費出来たとは思えませんがね。」
「だよね～、不思議だ。」
「やっぱ他人事だ…。」
今回の測定データ一覧
「減らすべきものは減らして、増やすべきものは増えていますね、お父さん。カンバって３０代を目指しましょう！。」
「毎週、このペースで落ちれば良いのだけれど、サヨリちゃん。体重が減った翌週は、大差なしのパターンだからね。来週への期待は薄いね。でも、３００グラム減を目指して頑張るよ。」
「５６キロ狙いですね、お父さん。」
「この１０年以内で５６キロが最高値だから、ここから先は厳しい気がしているんだよね。でも、今まで無茶していないから行けそうな気がしているんだ。」
「切り札は出していないって事ですか？、お父さん。」
「切り札は全然出してはいないよ、サヨリちゃん。」
「どれはどういう意味ですか？。」
「食事制限かけてないから。空腹は辛いです。」
「は？。このタイミングでそれ言いますか？、お父さん。」
「だって、食事の内容は変えたのだけれど、カロリー制限なんてしていないもん。食べてる量は結構なもんだぞ、サヨリちゃん。」
「確かに…キノコや野菜を鍋みたいにして食べていますね。その後にお肉やシーチキンみたいなタンパク源を食べて、最後にご飯を食べていますもんね。ボリューム自体は凄い量でした。野菜とキノコの摂取量は、ダイエットを始めてから増量ですよ。」
「だから、１キロとか２キロの無理は出来るとは思っているんだよ。やるかやらないかは別としてね。」
「そこまでしなくても良いですよ。おじいちゃんのダイエットなのですから、無理は禁物です。マジで死にますよ？。」
「そりゃそうだ。」
今週のトレーニングメニュー
「完全に週３ペースになりましたね。」
「チンニングを１０回、１０セット、順手、逆手でやってみたんだよね、金曜日。そしたらさ、出来ちゃった。」
「出来ちゃった。」
「でね、土曜日は休んで日曜日にも出来ちゃった。」
「出来ちゃった。」
「でもね、月曜日に筋肉痛が来たわけだ。『こんにちわ～筋肉痛で～す！』って。それが、キツくてね、月曜日と火曜日は休んだね。お年寄りの筋肉痛は、忘れた頃にやって来るからね。ぜったい、この筋肉痛は金曜日のじゃない気がするよ。」
「で、どんな感じですか？。」
「えっと。上から２つめまで腹筋が顔を出しているよ。３つめは全然だけれど。」
「何気に凄いですね、お父さん。ボテってしていたお腹が日の目を見る日も近いかも知れませんね。」
「そうだよね。そうなると、来月からは警戒態勢だわ。非常警戒態勢発令だわ。」
「ニャンで？。」
「クリスマス、忘年会、お正月、新年会…。如何にしてカロリーを入れないかかが勝負だね。今となって思うのだけれど、この時期にダイエットに挫折する人って多いような気がするんだよ。そこがチョット心配かな。」
「人間って、面倒くさいですね。」
「だな。」
今週の一言
有酸素運動前には、軽く筋トレをしてからの方が効果があるかも？。そして、ブロッコリーと舞茸は食べるだけで痩せると思う。
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