見分けられるの?キジトラ猫ってどれも同じにしか見えない件

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うちの猫の話

人間の目は見ているようで実は何も見ていない。過去の記憶に基づいて惰性で行動するものらしい。でもね、ベンツを買うと決めた時。BMWに乗ると決めた瞬間、町中の道路でベンツやBMWで溢れ返るのだとか。それは、頭の中のアンテナが欲しい車を求めて超過敏になっているからだそうだ。

いつの間にやらわが家に潜り込んだキジトラ。息子の飼い猫。そして、後にわたしの相棒となる猫様。家の中を自由気ままに歩き回り、気が向けば外へ。気が変われば家の中。家の前ですれ違ったり、家の中で鉢合わせになったり。顔を合わせば気まずい雰囲気。何度も顔を合わせていると、やたらとキジトラ柄の猫が目に飛び込んで来る。今まで気づかなっ方が、キジトラの頭数の多さに驚くばかりだった。

何でこいつ、こんなところに・・・。

一瞬、そう思う事もあるが、息子の猫の目印である首輪。これが無い事で野良猫だと判断が出来た。しかし、なんだ・・・どいつもこいつも同じ顔をしていやがる・・・。こんなの沢山のキジトラの中に混ざったら見分けられるものなのか?。飼い主さんも大変だなぁ・・・っと。

うちの子、よその子、キジトラ猫が見分けられるのか?

屋島山のキジトラ猫00
2016-07-05 猫の散歩

1枚目の写真と2枚目の写真。うちの子は2番目の方。あの頃の私だったら見分けが付くはずも無かっただろう。良く見れば、細かな違いみたいなものがあるのかも知れない。それは、キジトラがブログの相棒となった今でも明確な事は分からない。でも、今なら見分けられる。100匹のキジトラ猫の中にうちの子が紛れ込んだとしても全然大丈夫な気がする。今まで考えた事も無いが、どうして見分けられるのかを考えて見ようと思う。

数年前、目印の首輪を部屋に残したまま脱走した夜があった。ブログもTwitterもやって無かったし、そこまで猫に対して愛情も無かった。居場所を無くした猫が、私のコタツに迷い込んで来たという印象が強かった。

どうせ、猫なんて数年で死んでしまうんでしょ。

そんな事を思っていた。猫という生き物が20年も生き長らえる生物という事実を知るのには、まだ数年間の時間が必要だった。そんなわたしでも、脱走した猫を追いかけて冬空の中に飛び出すんだな。凍えるような寒空の下でそんな事を考えながら脱走猫を探し回った。やんちゃなキジトラ猫を探している間に一匹のキジトラ猫を見つけた。いつものように声をかけると、その猫はわたしの近くまで寄って来た。見つめ合うわたしとキジトラ。その瞬間、

「お前じゃない!。」

どこかでみたホラー映画のワンシーンのようなセリフが飛び出した。極めてうちの猫と似ているのだが、どういうわけか違うのが分かった。見た目じゃなくって空気が違う、そんな感じ。

これがニュータイプというやつか?。

ちゃうちゃうって、慣れれば誰にでも出来ると思います(笑)。

飼い主は何を感じてキジトラを見分けるのか?

2016-07-12 瞳の大きなキジトラ猫

これは、あくまでも私の主観です。

キジトラ猫の飼い主は、姿かたちの他に雰囲気とか空気を見てるのだと思う。些細な仕草や、自分を見た時の反応などを瞬間的に感じ取っている。これらを総合して自分の猫を見分けているのだろう。ぶっちゃけ、愛情無しでは見分けられないわけです。

Google画像検索でキジトラの写真は山ほど出て来る。そのなかには、うちの子も結構な枚数迷い込んで出て来ます。その画像を見ても自分の猫は瞬間的に分かるようになりました。それだけ集中して一緒にいる時間が長いのかも知れません。

これからキジトラ猫を飼う方へ

これからキジトラ猫を飼う予定のある方。一緒に生活しているだけで、自然に我が子と他所の子との区別が出来るようになります。それは、細かい模様の違いだったり、体格だったり、反応だったり、空気だったり・・・。

ですから猫を飼い始める時、その心配は不要だと思います。逆に自分の猫以外はさっぱり分からないのも事実でしょう。かつて、猫の見分けが出来る人を見たり、そんな話を聞いたりしたら、

「この人、マジやばくね?。」

って思ってた人間が言うのですから間違い無いと思います。それが2年前までの私です(笑)。

さらに4年後…(追記)

今、この記事を書いた4年後に追記しています。画像は2020年のサヨリさんの写真です。人間ならアラ還とかもう一個上のお年頃ですかね。良い顔、してるでしょ?。

猫は人間の1年の間に3歳もの年齢を重ねるのだそうです。僕にとっての4年ですが、彼にとっては12年の月日が流れました。お互いの時間の流れの差。サヨリもすっかりおじいちゃん。それは非常に悲しい事です。ですが、その間にサヨリさんと他のキジトラ猫との区別は出来ると自負しています。千匹だろうが万匹だろうが、この子を見分けられる自信もありますし、彼も僕を見つけて寄って来るでしょう。

飼い猫の平均寿命まで、わずか2年ほどになりました。今は、少しでも長く生きられるようにお世話をしたいと思っています。でもね、サヨリさんは元気です。昨夜も僕とバトルしましたから。手の甲が血まみれですよ、血まみれ。

あははは…。

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