飼い主ショック!うちの猫・・・○○だったんです

気が付けば家族

人間と猫との出会いの場はペットショップだけでは無い。

  • 段ボールの中で泣いていた。
  • 私の後ろをついて来た。
  • 子供が拾って来た。
  • 気が付けば居着いてしまった。

などなど、猫と暮らし始める動機など十人十色である。そんな中、ドサクサ紛れに家に居着いてしまった猫と飼い主の話が面白かったのでご紹介しよう。

スポンサーリンク

うちの猫・・・○○だったんです

2016-07-05 木陰で寝そべる猫

家に猫が住み着いた。飼い主は子供と嫁・・・の筈だった。よくある話で猫への愛着は時間と共に薄れて行ったらしい。気が付けば、私のコタツの中で寝泊りするようになっていた。だから嫌だったんだ。動物を飼うことは。

自分の猫という自覚が全く無い男だったが、しぶしぶ、猫をコタツの中に猫の寛げるスペースを与えた。男は、その数日後、猫はコタツの中ではお腹を上に向けて寝ることを知った。そして、この猫にはタマタマが無いことも知った。この猫は女の子だったのだ。女の子と分かってからは、猫娘として大切に育てた。

日が暮れて、寒くなると私が居座るコタツの中でくつろぐ猫の姿があった。いつしか、それが男の楽しみになった。午前零時を回る頃、近所の飼い猫が迎えにやって来る。ガラス窓一枚を隔てて鳴きあう二匹の猫。さながらロミオとジュリエットというところか。猫娘のために午前零時にガラス窓を開ける事が男の日課となっていた。

そんな日々が半月も続いた頃、猫娘の体の異変に男は気づく。

「・・・お腹が大きくなってね?。」

見るたびに大きくなって行く猫娘のお腹を撫でながらこの子の妊娠を確信した。そして、毎晩のように、娘を迎えに来る猫に嫉妬したという。「この、泥棒猫め!」と・・・。

猫の妊娠期間は短い。かと言って、子猫が生まれても我が家で飼うことは難しい。そこで、男は生まれてくる子猫の里親を探し始めた。知人、友人、お客様。ありとあらゆる知り合いに声をかけた。男の努力が実り、里親になってくれるという人物が5人を超えた。猫は一度に3匹~5匹ほどの赤ちゃんを産むらしい。でもこれで、出産予定すべての赤ちゃん猫の行き先が決まった。そう思った瞬間、男はほっと胸を撫で下ろしたという。

ところが猫娘のお腹はどんどん肥大化する一方、一向に赤ちゃんが生まれる気配が無い。日に日に増す食欲。大きくなり続けるお腹。気をもみながら季節は春を通り越して夏の足音が聞こえ始めた頃、男は驚愕の事実を知る。

「お父さん、この子、男の子なんやって。」

っと。あまりにも赤ちゃんが生まれない事に業を煮やして、嫁が勝手に猫娘を獣医に連れて行ったそうだ。診断の結果、猫娘には虚勢されていた形跡があった。愛娘はニューハーフだったのである。涙を浮かべて半笑いの嫁をよそ目に、男の心中は尋常では無かった。この子が初めてコタツに入って来たあの日から。ずっと、娘だと思って来たのだ。娘と思って抱っこして、娘だと思って食事を与え、娘だと思って一緒に寝ていたのだ。今更、

「息子でしたぁ~、チャンチャン♪。」

と言われても心の整理が付くものでは無い。高ぶる気持ちをグッと抑えながらも、例えようの無い怒りは子供へ向かう。

「虚勢せいていたって事は、どこかの家の飼い猫だったんだろ!。どこかの家の猫を連れてきたんじゃねぇ~だろうな!。」

その瞬間、再び、ザ・マシンガンズ復活。今回のキン肉マンはどっちだよ。

「だって、首輪が付いてなかったじゃん!。」

母子で反撃の狼煙を上げた。その後、男は何も語らずギュッと猫を抱きしめていたという。

あれから3年の月日が流れた。そのままコイツ(猫)は、男と一緒に寝食を共に過ごしている。もしかしたら、お宅の猫ちゃんも、実は男の子かも知れませんよ。

えっ?。そんなの作り話ですって?。そんな事はありません。だって、私が体験した実話なのですから。

  • 成り行きで猫と暮らしている。
  • 娘のように可愛がってた猫がオスだった。

その、両方ともが事実です(笑)。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク