初めての猫の爪切りは、命懸けだった話。

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うちの猫の話

猫様担当が私になって、

1年ほどの間、私の手は猫の引っ掻き傷が絶えなかった。

あの鋭い爪の先でガリっとやられるのだ。

無傷で済む筈が無い。

それよりも何よりも、

猫の爪を切るなんて発想が私には無かった。

ある日、友人からのアドバイスが衝撃的だった。

『猫の爪、切ったらええやん?。』

その一言は、私にとって目から鱗だった。

そっか、爪を切れば良いのか・・・。

猫の爪は鋭い!なので、いつも手がボロボロ・・・。

第1ラウンド!腕が2本じゃ足りない

ちゅーる欲しさに飼い主に爪を立てるキジトラ猫2

友人のアドバイスを聞いてさっそく帰宅後に猫の爪を切る事に。

しかし、猫様だって無抵抗では無い。

4本の手足をバタつかせて爪切りなんてさせてはくれない。

しまいには、

『シャー!!!!。』

っと本気で怒り狂う始末。

右手で猫様の両手を掴み、

左手で両足を掴む。

これで、暴れる猫様の動きは封じられた。

しかし、これではどうしても腕が1本足りない・・・。

猫様との激闘の最中、

その場を通り掛かった息子に協力を求め無事、爪切り完了。

猫様の爪を切ると、

これまで凶器でしか無かった爪で怪我をする事は無くなった。

それ以降、定期的に猫様の爪を切る事になる。

第2ラウンド!一人でできるもん

猫の爪、伸びました3

猫の爪が鋭く伸びる期間は短い。

前回は、息子の協力を得て爪を切った。

しかし、いつも息子が通り掛かる可能性は少ない。

そこで、ひとりで爪切りが出来るようチャレンジしてみた。

案の定、爪切りを見た瞬間、

猫様はパニック。

その嫌々ぶりに、こちらもパニック。

ダメ元で言葉で説得してみる。

「痛くないから。全然、痛くないだろ?。」

もうね、子供をあやすように一本ずつ爪を切る。

想いは通じるもので、

多少の抵抗は受けたが、爪を切らせてくれた。

ただ、左手の人差し指だけは異常なほどに嫌がった。

その理由は、次回の爪切りの時に判明する事になる。

第3ラウンド!爪切り攻略完了

2016-07-16 公園のベンチで猫くつろぐ猫の手

3回目の爪切りの日。

  • どうして、爪切りを嫌がるのか?。
  • どうして、爪切りを見ただけで嫌がるのか?。
  • どうして、特定の指には過剰反応するのか?。

この日、全ての謎が明らかになった。

3回目ともなれば、

猫様もある程度の妥協を見せてくれた。

もう、2本の腕だけで爪切りは十分可能だった。

あの一本の指以外は、

大人しく良い子で爪を切らせてくれた。

そして、最後に残った問題の一本。

大暴れしている私と猫様を横目に、

一番下の息子の一言で全ての謎が解けた。

「ばあちゃんが、前に猫の爪切りしてたで。

その指から血が噴き出てたけど( ´,_ゝ`)プッ。」

やっぱり、犯人はババアかよ(怒)!!!!!。

そりゃ~痛かったろうに・・・。

あれから3年。

今では、猫様も暴れる事無く爪を切らせてくれるようになった。

ちなみに、わが家で猫様の爪切りが出来る人間は私だけだ。

そんな猫様の爪を切りながら、たまに想う事がある。

何で、俺、猫の爪、切ってんだろう?。

そもそも・・・俺の猫じゃ無いのに・・・・。

っと。

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