
牛丼は今では珍しく無い食べ物です。ですが昭和の時代、牛肉はやたらと高級食材でした。ですから、牛丼チェーン店が出来るまでは牛丼なんて滅多と食べられないお宝だったのです。そんな思い込みの深い牛丼、ほっともっとメニューに加わっていたので食べてみました。
ちなみに牛とじ丼のデビューは2017年1月20です。
ほっともっと「牛とじ丼」2017
初めて牛丼を見るわが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)も興味津々。ひたすら未知の料理に鼻を近づけて匂いを嗅いでいます。そんなサヨリちゃんを退かしつつ牛丼の蓋を開けます。
ワァーオ!!!牛丼やん!。牛丼、してるやん!。玉子とじてるし。
玉子をとじているもののこれは昭和の牛丼。昔食べた食堂の牛丼のイメージそのまま。実は、初めて某牛丼チェーン店の牛丼を初めて見た時、

「これはちゃうやろ?。」
って思ったものの、都会ではこれが普通の牛丼みたいな空気があったので、口に出しては言えない事がありました。今からざっと20年くらい前の話です。慣れというものは恐ろしいもので今では全く気にならずに食べていますが、牛丼ってのはこんな感じだったなぁ~。

「みてみて、これが牛丼やよね?。こんなんだったよね?。」
誰かと一緒ならそう言ってるわ。ここには誰もいないので、サヨリちゃんに言っている自分に気づきました。最近忙しかったから何か疲れてるんだなぁ~・・・オレ。
さて、牛とじ丼のお味ですが、これがもう牛丼。子供の頃に知ってた牛丼の味がします。それだけで満足。肉厚もあって、醤油ベースのかつお出汁も効いてて、ライスの味を引き立てています。
もうね、
陶器の丼に入ってて、黄色い大根のお漬物があればタイムスリップ出来るレベル。昔は牛丼に玉子をとじるなんて贅沢は考えられなかったけれど、仮に存在していたとしたらお金持ちの食べる高級牛丼に位置していたでしょう。
この内容で490円なら全然オッケー!。
牛肉が食べたい時。
昔の牛丼が食べたい時。
牛丼は好き、だけど、チェーン店のは・・・って時。

ほっともっとの「牛とじ丼」はオススメに値すると思います。
うん、コレは美味しかった(笑)。
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