十日ぶりに畑に行った

畑の話
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 ため池に咲く雨の花。うねの上にはマルチの絨毯じゅうたん。この猛暑が嘘のように、日差しも和らぎ、落ち着いた気温にかまけて、十日ほど畑をサボっていました。本音を言えば、友人と愛猫と。想い出たっぷりな畑が、僕の足を遠ざけました。でも、それはそれ。これはこれ。状況の確認だけはしておかないと……。

 玉ねぎは予定どおり、大根もまだまだ先。よつぼしと高菜(まんば)も順調そのもの。案の定、畑に大きな変化はありません。害虫の被害が見られないのが、思いの外ラッキーでした。

「お久しぶりです。イノシシ、どんな感じっすか?」

「出るでぇ~」

 たまたま隣の畑の人がいたので、イノシシの状況を尋ねると、やっぱり被害はあるようでした。けれど、がっちり鉄柵で囲った僕のウォール・マリアは無傷でした。僕でさえ、畑への侵入が大変なのです。そりゃ、そうだろうな……とも思いました(汗)

 少しばかり雑草を抜いて、高菜を間引いて、追肥をして、もみ殻を土のう袋にふたつほどバラまいて……これが、今日の作業予定です。長ネギの種をトレイで育てているのですが、さて、どこに長ネギを植えようか? 考えることはその程度で、一時間足らずで作業も終了してしまいます。おもいっきりスタートが遅れたので、冬野菜はこんなものかな? そう思いながら、お線香を立てました。

 ひとつ朗報があるとすれば、全滅したはずのよつぼしが、一本だけ生き残っています。いうなれば、うちのよつぼしの第一世代。これからイチゴは、葉かきをして、ランナーを切りますが、この子は自由にしてやろうと思います。この畝にも再来年の春。うまく育てば、よつぼしの実が採れるでしょう。

 この苗の周りの草を抜いて、今日の作業は終了です(笑)

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