夏野菜の土作り(2025)

畑の話
この記事は約3分で読めます。

 今日は、全国的に春分の日である。

 自然をたたえ生物をいつくしむ日に、夏野菜の準備をするのもおつなもの。午後から畝にすき込む鶏糞を買いに、最寄りのホムセンへ出掛けたのだが……致命的なミスを僕は犯した───ポッケに入れたはずの財布がないじゃないか!

 お金がないのだから鶏糞が買えなくて、今日はやけに道が混んでいて、引き返すのが億劫で、いっそのこと、今日の作業を中止にしよう! そんな、おざなりな……渋々、とんぼ返りで財布を探して、ようやく畑に到着したのが午後三時。なんつーか、畝が三つに笹の根を駆除する予定だけれど、二時間しか時間が取れない。気合を入れてギアを上げて、やれるだけやってみよう。さりとてこの陽気である。防寒着はいらないな……。

 大根と白菜の畝のマルチを引っぺがす。マルチとは、友だちと夢を掴むビジネスではなくて、土を覆う黒いビニールのことである。その目的は、土の保温と保湿。それに加えて雑草抑制などである。毎日畑に出られるのなら、抜いた雑草で対応できるけれど、三密だったコロナが終わればそうもいかない……。だから、マルチは譲れない。

───まだ使えそうじゃん?

 マルチのストックもあるのだけれど、捨ててしまうのには惜しい気がした。だから、このマルチをもう一度。穴の上に雑草を乗せれば、もう一度くらいなら使えるだろう……この物価高である。極力経費を抑えたい(汗)

 マルチを剥がして土を耕し、鶏糞、もみ殻、米ぬか、カキガラ石灰を土にすき込んで、虫の幼虫やさなぎは闇から闇へ。畝を立てて水をたっぷり与える。仕上げに、土の表面をマルチで覆う。これが三つ。ナス、トマト、きゅうりの畝。

 ネットで調べてみると、よい情報をゲットした。トウモロコシときゅうりの混植が可能なのだとか……さすれば、畝がひとつ空くことになるのだが、そこは少し考え中。トウモロコシの苗の値段が高いから、苗の購入はあり得ない。けれども成長タイミングの調整が可能であるのなら、トウモロコシときゅうりのコラボ。それを、やってみたい好奇心もある……知ったからには、たぶん───やる(笑)

 半分だけマルチを剥がして、よつぼしに追肥を施して、しっかりと水を与えた。風でマルチが飛ばぬよう、マルチの上に土を乗せていたけれど、それもキレイに洗い流した。前回よりも、いい感じで花が咲いている。玉ねぎも、ここまで育てば大丈夫そうだ(笑)

 問題は笹である。今日も外柵周辺を掘り起こしてみたのだが、やはり笹の根っこがあちこちに。こればかりは一度じゃ無理だ。畑に来る度に、もみ殻をすき込みながら、笹の根っこを探すことになりそうだ。特にカボチャゾーンは、カボチャの苗を植えれば、半年ほど土に触れなくなってしまうのだから。

 四月の第一木曜日。

 そこらへんが、ナス、トマト、きゅうりの苗を植えるタイミング。四度目の畑の幕が開けますよ(笑)

コメント

ブログサークル