【猫用語】ねこ灰だらけ

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猫の雑学

竈(かまど)を使っていた時代には、猫が暖かさの残った竈の中の灰に潜り込んでいた。その姿は正に「ねこ灰だらけ」だった言う。俳句の世界では灰だらけの猫を竈猫(かまどねこ)と呼び冬の季語となっている。

ちなみに「結構毛だらけねこ灰だらけ」は、

  • 結構です
  • 不要です
  • 必要ありません
  • 要りません

という意味として使われる。

結構毛だらけねこ灰だらけの続き

「結構毛だらけねこ灰だらけ」は、山田洋二監督、渥美清主演映画「男はつらいよ」で頻繁に使われた台詞で記憶されている方も多いだろう。「結構毛だらけねこ灰だらけ」には更に続きが存在する。

「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻(しり)の周りはクソだらけってねぇ。タコはイボイボ、ニ­ワトリゃハタチ、イモ虫ゃ十九で嫁に行くときた。 黒い黒いは何見て分かる。色が黒くて貰い手なけりゃ、山のカラスは後家ばかり。ねぇ。­色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった!。」

映画「男はつらいよ」車寅次郎の口上の一節より

富安風生の一句が深い

何もかも知つてをるなり竈猫

これは、富安風生の一句。

家での出来事、良い事も、悪い事も、知りたい事も、知りたく無い事も…。何もかも、全てを知った上で、知らぬふりをして寝ている猫を想った俳句である。

男性が歳を重ねるごとに重みと深さを増す一句では無いだろうか?。猫を通して様々な風景が広がるように思える。

ちなみに「竈猫(かまどねこ)」は、この一句で冬の季題として定着したと言われている。

2016年に『けっこう毛だらけ 猫灰だらけという』楽曲がリリースされている

ねこね、こねこね が「けっこう毛だらけ猫灰だらけ」という楽曲を2016年リリースされた。

「ねこ灰だらけ」という言葉の使い方

  • 結構毛だらけねこ灰だらけ、要らねぇ~よ
  • 結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻(しり)の周りはクソだらけ。ってねぇ~。
  • 昔はかまどの灰に猫が潜り込んでいたもんじゃ・・・(遠い目)。

ねこ灰だらけの写真例

写真無いニャー!

現在、ねこ灰だらけに関するイメージ写真はありません。もしかしたら、ねこ灰だらけの写真は入手困難になるかも知れません・・・・。

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