ウリハムシ来たからけんこう福竹(工房炭俵)で反撃開始。

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けんこう福竹
自家菜園

 ウリハムシとは、キュウリやスイカなどのウリ科植物の葉を食べる害虫である。僕にとってのウリハムシとは、カメムシ、テントウムシモドキと並び畑の宿敵なのは言うまでも無い。しかもフリーザ様くらいの強敵である。

 ホーム桃太郎(大玉トマト)の苗を植えつけ、キュウリを見るとウリハムシ。よりにもよって、二匹のウリハが仲睦まじくワイのキュウリを食べている。お前らリア充か?、バカップルか?。喰って良いのは殺られる覚悟のある奴だけだ、戦闘力53万、許すマジ!。咄嗟に雷電に目を向けて、今日もサヨリは元気です。

「お姉様、アレを使うわ(怒)」

「ええ、よくってよ(笑)」

 50ccガンバスターのメットインから、僕は最終兵器を取り出した。静岡で開発された対害虫決戦兵器『けんこう福竹(工房炭俵)』である。この記事を書く前に福竹情報を探してみた。残念ながら詳細な情報は、ググっても、ツイっても、何をやっても出てこない。つまり、その効果は未知数である。とは言え、あの研究熱心な女神である。蓄積した独自データに基いて、効いたと踏んで僕に委ねたのに決まってる。それを疑う選択肢など僕は知らない。問答無用で千倍希釈。ジョロで畑全体にまき散らす。すると、竹炭の香ばしい匂いが畑全体に広がった。この香り、どう考えても効きそうである。達成感からのご満悦でその日は帰った。

――その翌日。

 昨日のキュウリの苗にウリハのバカップルの姿は何処にも無い。効いたよね、早めの福竹(笑)。若き日のゴクミの笑顔が頭に浮かぶ。勢いをそのままに、こまなく畑の隅々を巡回するとこんなところにバカップル。『ちょっ、待てよぉ~?』ウリハムシはズッキーニの巨大な葉の上でチョメチョメであった。そっか、そっか、ズッキーニもウリ科である。だから、そこに居ても不思議では無いのだけれど、よくもこの分厚い葉を囓れるものだ、お前、石ちゃんか?。敵側なのに関心して見入ってしまう。憎たらしい姿でも野生の強さを感じてしまう。いかん、いかん。我に返って再び雷電に目を向ける。

「お姉様、今日もアレを使うわ(怒)」

「ええ、よくってよ(笑)」

 戦い挑むノリコとカズミ。コレが分かるアナタ、そりゃもう、お友達です。ズッキーニの葉が大きすぎて、福竹液が十分では無かったようである。つまり、千倍希釈を再度散布。今回は葉の裏側を重点的に散布した。僕が近づくと羽を広げてふわりと浮かぶウリハムシ。機敏に動くのだけれど、何処となく捕まえられそうで捕まらない。募るイライラ…。これからは、この作業も定期的に行わないとデス。ちなみに、竹炭液が指に着くと、翌日になっても指から匂いが取れないから気をつけろ!。そして我々思う、今度は福竹使ってストチュウ作ろ(笑)。

 福竹散布も終わり、僕は昨日気づいたとある植物の観察に入る。絶対に芽が出ないと踏み、土中に埋めたやつから芽と根が出ていたのだ。僕の本丸サツマイモである。スーパーで買ったサツマイモからニョキッと葉っぱが顔を出す。サツマイモの花言葉は乙女の純情。この娘たちはシャイな奥手であった。12本中6本程がイケそうだ。そして、事務所に転がしたままのサツマイモにも予期せぬ異変が……。

さつまいもの芽

じゃ、また明日。

───2023年5月14日追記…。

 タイムリー過ぎて運命すら感じていますが、今日、天国から荷物が届きました。僕らの事情が分かる方だけ察してください。荷物に添えられた手紙の中に竹酸液への注意書きの文面がありました。誰かのご参考になればと思いお手紙の一部を抜粋します。

───竹酸液は匂いがあれば虫は逃げますが、匂いがなくなれば虫はすぐに戻ります。匂いが続くようにするためにはペットボトルに原液を入れておくというやり方もあります。ペットボトルに上部に大きめの穴をいくつか開けて匂いが外に出るようにする。畑の数ヶ所におく。カップにいれておくのもアリだけれど雨でうすまったり、こぼれたりする。そして、畑につかうにも使用量と使用回数もあります。更に害虫も益虫も虫は虫。どちらの虫も匂いが嫌でこなくなることもあります。受粉が必要な時はアブラムシがいる時。大事なてんとう虫逃げるのは困ります。過信はしないで下さい。お薬ではないからしょうがないです。上手に使って下さい。───

うん、わかった。様子を見ながら、けんこう福竹を使うようにしますね(笑)。

コメント

  1. 害虫も益虫も虫は虫。
    って虫がたくさん並んでて
    ちょっとゲシュタルト崩壊しそうになった

    • この子はね、こんな表現よくしますよ(笑)。

  2. けんこう福竹では情報無しとの事。「静岡市工房炭俵」で調べたら「しずおか木使いネット」とかに山林や竹の問題、県内材料使用とかの情報と一緒に出てくると思います。静岡駅内の店「駿府楽市」でも売っていて、入浴剤として利用可能な竹酢液です。ぶっちゃけ、ホムセンの園芸用竹酢液より高額です。ホムセンの店員さんに聞いたら、園芸用とは原材料の竹とか基準が違うから価格も違う、畑に使うだけなら園芸用で十分では…との事でした。それから残念なお知らせです。畑のノート「害虫対策、竹酢液希釈液散布について」からの抜粋。匂いがある時は防げるようだが、匂いがなくなれば、またくる。だからといって、使用頻度や使用量を増やしてはいけない。虫は虫。害虫も益虫も逃げる。土壌改良に使う際も使用量、使用頻度に注意する。。。う~ん。その竹酢液を選んだ理由って?。使用方法の詳しい事はその都度メールするつもりだった?。あれもこれも聞きたいですよね。ほんとに、もう…。

    • その後、他のノートには「防虫対策はコンパニオンプランツとその他を複数組み合わせた。防虫ネットも下から入る可能性がある。無農薬は虫がくる。当たり前だ。ガムテープでとって殺したら指先に感触が残ってる感じがして気持ち悪い」それ結論?、その虫、何だったの?…という観察日記でした。長文で参考にもならず、すみません。

      • いえいえ、どの虫も潰した感覚はプチっと同じなので、やっぱり、気持ち悪いが結論だったのでしょう(笑)。

    • そうですね(笑)。メールでゆっくりと伝授したかったのに、時間が急遽無くなったのでしょうね。追記した最後の助言と僕の勘で自分なりの答えを見つけて、あっちの世界で答え合わせしようと思います。

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