「サヨリちゃんと会わせても良い?。」
「うちの子、きっついでぇ~。シャァー!!!言うでぇ~。」
猫は縄張り意識が強い動物として有名である。それは、わが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)とて同様で、自らの縄張りへの他者の侵入を許さない。これまで生後僅かな仔猫やミニチュアダックスフンドの赤ちゃんなどと対面させてはみたものの、結果は予想通り威嚇で始まり威嚇で終わった。
そんなサヨリちゃんのテリトリーへ、足を踏み入れる新たなチャレンジャーが現れた。それは、生後間もないリアン君という名前のトイプードルだった。後に、リアンくんはミラクルを起こすことになる。
トイプードル見参!
これが噂のリアン君。
写真では大きく見えるが、肉眼で見るともの凄く小さい。そして、抱き上げると綿のように軽い。サヨリちゃんに会わせるのは良いのだが、彼の身の危険を考えると気乗りしないチャレンジだった。ハッキリ言って、本気になったサヨリちゃんの戦闘力は、フリーザ様並に高いのだから。
無垢というのはこういう事なのだろう。サヨリちゃんと会わせて大丈夫なのだろうか?。
一時間ほど前まで、砂浜でこんなんになっていたサヨリちゃん。ご機嫌である事は間違いは無いのだが、それとこれは話が違うぞ。そんな心配など、どこ吹く風でキジとら事務局へ現れたリアン君。果たして彼の運命は?。
まさかのファーストインパクト!
リアン君がお母さんに抱きかかえられながら、サヨリちゃんとのファーストインパクトの瞬間。
シャァ言わんし。
割りと大丈夫みたいやし。
何かイケそうな気がしていた瞬間。
我に返ったサヨリちゃんが猛烈に威嚇を始めました。どうやら、ぬいぐるみか何かと間違ってリアン君に接触していたようです。
パソコンの影に隠れてストレンジャーの動向を伺うサヨリちゃん。もう、リアン君の動きから一瞬も目が離せないようす。サヨリちゃんは第一種厳戒態勢に入ったもよう。
一方、リアン君はサヨリちゃんのおもちゃで遊び始めました。トイプードルの赤ちゃんなんて肉眼で見たのは初めてだったけど、月面を歩く宇宙飛行士のようにピョンピョンと跳ねるように歩いていました。
しばらくすると第一種厳戒態勢にも飽きたのか、不満をぶつけるように爪とぎをして現実逃避に入ったサヨリちゃん。そして、リアン君も眠りに入ってファーストインパクトは終了。
二匹が仲良くなれるのかは未知数ですが、今日はお互い臭いの交換会が無事に終わったということで。何はともあれリオン君には、今後キジとらメンバーとしての活躍が期待されます。
お母さん、早くリアン君のブログを立ち上げてね(笑)。
その夜、サヨリちゃんの甘えっぷりがいつも以上だった事は言うまでもありません。この晩は、こんな感じで結構しつこく絡まれました(笑)。
「キジトラ猫とトイプードルの赤ちゃんを会わせた結果が予想外!?」のサヨリちゃん目線で書いた記事はこちらから。
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