【悲報】スクーターで太りました!だからいつもドローイン

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スクーター
ダイエット

───いいなぁ〜、コレ。楽ちんだなぁ〜。

右手首を捻ると秒速8.3メートル。徒歩30分の道のりも、僅か5分で着いてしまう。買い物で5リットルだった猫砂も、18リットルにランクアップ。そう、チャリからスクーターに乗り替えたあの日。

───僕の時間軸と僕の下腹が大きくズレはじめた日。

移動時間が短くなり、1日が長くなる。それと同時に避けられぬ壁。その高き壁は、運動不足と、筋力低下と、体重増加の三重苦。つまり、そびえ立つクソである。

───祝福と共に始まる呪い。

でもそれは経験済み。過去に一度だけ通った道だ。ルンルン気分でスクーターに乗った僅か3ヶ月後、どうなったと思う?。ラッタッタと跳ね上がる体重。これが第三成長期というものか?。測定メモリに目を疑う。何度も計り直すが結果は同じでプラス5キロ。

───その瞬間、僕はスクーターを手放した。

7年前の苦い記憶。

過去は過去、今は今、乗り始めたら降りられない。移動に対する時間の枠が広がらない。降りる勇気が今は無く、そんな気力も今は無い。どうしたものかと渡辺真知子、迷い道クネクネから2週間後、同級生から心の煽り運転をお見舞いされた。

───どうしたお前、お腹ポッコリしてきたやん!、中年太りやん!。

知ってる、それ、知ってた。

お腹だけがポッコリはん。肥満傾向四天王の切り込み隊長、リンゴ型でしょ?。糖尿病、高脂血症、脂肪肝…。血気盛んにメタボへ切り込む憎いあいつ。チャリに戻すか、徒歩に戻るか、これは如何なものか。自問自答を繰り返す。てか、中年じゃなくて高齢者太りなのだけれど…。

───簡単に言うと、奇跡を起こすしか無いですね。

野良仕事を始めて、汗だけはしっかり流して来たつもり。それでも、運動量が足りてない。野菜の生育が安定してから力仕事の出番も薄い。歩きたいけど歩けない、そんなぶらり散歩している暇がない。

───腹は凹まず気分が凹む、そんな事より腹が減る。

食事制限、糖質制限、ダイエット…う〜ん、食レポしたいから今は無理。だってそうでしょう?、唯一、唯一だよ、ブログアクセス増えるもの。心の糧として、このテーマだけは残して置きたい。

───食べなければ痩せる食べれば太る。

昭和の僕らは分かってる、力石徹から心で学んだ。茄子だって、胡瓜だって、トマトだって、追肥しないと痩せるもの。ピッコロだって、水を止めると枯れるもの。でもそれだけは、最後の手段に温存したい。

───アブローラーの復活かい?。

100均(ワッツ)の腹筋ローラー

ご無沙汰だったアブローラー。コンテナの中から百均で買った腹筋ローラーを引きずり出した。その日から、絶対儲かる真面目にやろうと心に決めた。とは言え歳も歳、膝コロ10回でカンベンな。あちこちガタが来てんだよ。歳を重ねる程に来るんだよ、膝に、腰に、節々に。

───たぶん無理、それじゃ無理。

違和感というより嫌な予感。そんな未来が薄っすら見えた。超サイヤ人状態を体に慣す。セルゲームに備えた悟空と悟飯の修行のように、起きてる間はドローイン。いつも腹を凹ませています。辛さは三日で無くなりました。一週間前の苦い想い出。今はGパンとTシャツ姿で人前に出ても、お腹回りが全く気にならなくなりましたとさ。

めでたし、めでたし。

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