───全部が同じに見える…。
ぷちトマト、トマト、すいか、ナス、ピーマン。２５穴のセルトレイに５粒づつタネをまいた。二月の話である。けれども、温度が低くてセルトレイの芽はまだ出ない…。ミッションを諦め新たにタネを追加した。３月の末、気温が上がると一気に芽が出る。発芽には温度が大事だというのだけれど、現実を見てそうだと思う。
───何事も経験…そう言う事です。
どんなに僕が野菜つくりに疎いとは言っても、苗を見れば何の苗だか有名どころなら雰囲気で分かる。けれど、発芽仕立ての双葉は別である。どれもこれもが同じにしか見えない。百歩譲ってトマトとプチが似たようなのは理解できる。けれど、ナス、ピーマンも見分けがつかない。これからナス科の植物の進化の過程を見て行く事のなるのだろう。ホームセンターの苗に比べたら赤ちゃんである。この計算では、去年と同じタイミングで畝に苗を植えつける事になるだろう。
───去年も採れたからそれで良っか。
今年は苗の数が違う。育て方の要領も心得ている。今のところ、不安要素はまるでない。むしろ、楽しみばかりしか感じていなくて、今日もサヨリは元気です。
───畑のパトロールにやって来た。
写真のセルトレイを持って来た。事務所なんかよりも畑の方が日当たりが良い。風の刺激も受けるだろうから、今までよりもスクスクと育つであろう。不織布を切らしたものだから、このセルトレイグループは虫除けネットで保護をしている。先行部隊での不安要素はトウモロコシの種であった。発芽率が芳しく無かった。もっと最悪だったのはさつまいもである。芽が出るどころか１０本以上が全滅である。これはさすがに諦めた。
玉ねぎは良い感じである。もう、食べられそうなのが何個かあった。幾つか抜いてワーちゃんとユッキニーにあげた。迷惑を掛けたお詫びである。アスパラガスはもう少し様子をみよう。今の芽は光合成用に育てるつもり。だからアスパラは５月から収穫に入ろう。イチゴの様子を見てから、男爵（じゃがいも）の芽かきも終えた。長居は無用。今日はこの程度で撤収である。よつぼし（苺）を見ると、いちごの素が出来ていた。
ハチ、来てるよ（笑）。
そのまま苗屋へバイクを走らせた。さつまいもの苗の準備である。苗の入荷状況を尋ねると、坂出金時が４月１０日から買えるそうだ。うん、無理。さつまいもは玉ねぎの後作で作るつもりである。苗は６月頃まであると言う。だったらイケる。予約が必要かどうかを訪ねると、そんなの要らないと言われた。ちなみに、一束、５０本。それも無理と言うと、１本から売っているそうだ。「５０本なら安いよ」の言葉も添えて。
───５０本、植える場所がありません。
１０本で行くか、２０本で行くか。今、それを考えているところである。
コメント
サツマイモ残念ですね。僕自身は野菜作りとか詳しくないけど、記憶では従姉妹はサツマイモの芽出しは発砲スチロールの箱が保温性があるから最適だと言ってました。休眠状態の芋を殺菌消毒をする時はお湯につけてる間も温度計を見ながら温度をキープ。ちゃんと目覚めさせるの…とか。その後、取り出したら芋の水分を拭き取る。表面を乾かしてから籾殻を入れた発砲スチロールの中に芋を入れ蓋を閉める。（確か中に温度計と湿度計も入れてた）水は湿度計を見て霧吹き位だったような。あまりやってないような。ごめんなさい。ここらへんの記憶は曖昧です。家の居間とか常に暖かい所、出来るだけ25度位はある所。人が普通に過ごせる室温ならとりあえず大丈夫とか。芽出しは条件次第で1週間間から１ヶ月位かかる事もあるとか。僕が、暖かいようにカイロ使えば？って言ったら、35度以上になるとダメ。カイロなんか使えばすぐに超えて芽が出なくなるよって。因みにジップロックは嫌気発酵して腐るって。温度管理を考慮したら3月下旬から4月初め位に芽出しを始めるくらいが簡単だとか。記憶の断片、頑張って集めました。諦めるのはまだ早いかもしれません。あ、よつぼし苺は大丈夫そうで良かったですね （笑）
追記。叔母に確認しました。霧吹きとかしていなかった、と。こちらは日当たりの良い居間の窓辺に発泡スチロールの箱を置けば、適度にぬくいし蓋もするから中も蒸れるのか湿度も適度に保てる…とか。従姉妹は温度、湿度、場合によっては酸度やその他、やたらと計測しまくる人でした。数字でキチンと記録を残せばプロでなくても原因と解決策がすぐに解る…とか。でも、わかってる事も計測するのは単純に自由研究好きなだけだったと思いますが…。過去記事の籾殻の芽だし。腐ったけど処理した芋の水分は？拭いて表面をかわかしましたか？。蓋は？。こたつの中の温度、湿度は？。前のコメントは少し訂正します。今の時期にサツマイモをスーパーで買うより苗の方が安いかもしれません。あ～あ、あちらの世界とメールが出来たら良いのにねぇ。
ほんと、ほんと。
メールくらい飛べば良いのにと思います。
さつまいもの芽出し、ほんと彼女らしいなと思いながら拝読しました。まだ畑に埋まっている種芋があるので可能性は残されていますが、玉ねぎを採り終えるゴールデンウィークあたりに苗を購入するつもりです。裏で芋蔓の越冬の話もこっそりしてもらったので、種芋確保と芋蔓との二段構えで来季は挑もうと思います。去年の今頃、野菜づくりとは無縁だったのに、マコトさんの存在感すら知らなかったのに、彼女の事も。
人生とは不思議なものですね（笑）。