私、失敗しないので…旨激辛ラーメンカップ試食レビュー

今日ご紹介するのは旨激辛ラーメンカップ。韓国 NONGSHIM（農心）製のカップ麺です。辛さレベルは同社「ピリ辛ラーメン」の4倍だと言われています。違いの分かる大人のラーメンと言ったところでしょうか。

私は月に数回、強烈な辛さが欲しくなります。激辛マニアというのは差し出がましいのですが、時折、辛さという刺激が欲しくなる体質です。それは、ブログ中でカレーハウスCoCo壱番屋の記事の数が物語っています。

今日のランチはココイチでテイクアウトする気予定でした。ですが、ふと、別の考えが頭の中を過ぎりました。ココイチ高くね？、激辛ラーメンってあのスーパーで安売りしてたんじゃね？。明日はうどん屋行くから無駄遣いは出来ないんじゃね？。無駄遣いはいけません。Go Toなんちゃらはお金持ちにお任せします。

こちら高松でも終わったようにグダグダですが、今はまだコロナ禍。気を抜いてはいけません。坂上忍も画面を通して言っています。「これからの季節が心配ですね〜」っと。やはり無駄な出費は避けたいところ。

激安スーパー…そう、エヴァカップ麺を買ったあの店には、私の予想どおり激辛ラーメンが並べられていました。漢の半額価格です。店内をぐるりと見渡し、カップ焼きそば、カップ麺、袋麺の三種類をお持ち帰り。その中のひとつが旨激辛ラーメンカップです。

髪の生え際から汗タラタラ…旨激辛ラーメンカップ

韓国No. 1辛ラーメンメーカーの実力に期待しつつ紙ぶたをめくります。初めての時はいつもそう。あの日の時、あの淡い記憶が蘇ります。期待と不安が入り混じったような不思議な感覚。

このカップ麺はスープは袋の納められいました。ネギと共に薄くスライスされたニンニクに本気度を感じます。韓国のニンニク愛を感じます。アフターファイブでデートの方は要注意かも知れません。ちなみにカロリーは274kcal、食塩3.6g

スープが入った袋を開けるとピンクの粉がこんにちは。私のギアが１段階上がったのを感じます。これは赤い彗星シャアザクの色。それは真っ赤な粉よりもワンランク上の激辛スープの色。咄嗟にガンダム色のおにぎりをスタンバイ。

白いおにぎりはいざという時の保ために買っておいた保険です。これはギブアップなど許されない戦いなのです。万全の体制で挑みます。

赤いスープを一口飲むと、すぐに集まる蜜蜂たち。舌よりも先にノドの粘膜への攻撃を感じます。ピリピリと差し込むような刺激。痛いというよりも心地よい感覚。数秒遅れて舌の上で飛び回るハナバチのダンス。額から流れ出る汗が辛さの証明。CoCo壱カレーなら2.8辛と言ったところでしょう。適度な辛さです。

ちなみに私の中での激辛極みは辛辛魚。それは凶暴なスズメバチ。この子はどう猛な子です。自分の学校だけでは満足できず、隣の中学へ攻め込むような極悪さ。その刺激は胃を通り越し、小腸を駆け抜け、翌朝には直腸にまで達します。トイレの中で襲う後悔の念。取り扱い要注意のラーメンです。

残念ながら強烈な刺激を求める方は辛辛魚をお試し下さい。そして辛いものが苦手な方にもオススメ出来ません。なんだかんだ言っても普通に辛いです。逆にチョイ辛オヤジが好きな人には持ってこい。辛さと旨さを同時に味わえる。そんな味です。

麺を例えるのなら岸部一徳、晶さん。スープという名の大門未知子の存在感を最大限まで引き出す名脇役。スープの辛さを優しく受け止めつつも時折見せる存在感が素敵です。このコンビネーションがあってこそのドクター…旨激辛ラーメンカップ。私には失敗しない味でした。