令和の時代に昭和の「ど根性ガエル」が再放送?

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麦わら帽
エンタメ・テレビ

───今日は5時からですよ。

え?…、あ?…、お?…。ちょっと、ナニ言ってのか良く分からない。軽くスリープ、話の流れで思い出す。そうだった、そうだった、6月の頭に1時間早く来てと頼まれてた。僕の記憶力をナメてはいけない、約束するのが早過ぎた。案の定、記憶の片隅にも残って無かった。

───半月も前の事なんて覚えてられない、過去の事も振り返らない、未来だけを見て生きて行く。

歳を取るとイケないね、平行作業が2つなら対処出来るのだけれど、3つ以上になると何かを忘れる。年々、シングルコア化に磨きが掛かる。そのうち大切な何かすら忘れてしまいそうで怖い。

記憶力、消えて儚いシャボン玉。

───ごめんなさい、ごめんなさい、完全に忘れてた。

事務所に入ってまず謝罪。

それと同時にテレビに写るピョン吉が目に飛び込んだ。あの絵コンテ、あの声、あのBGM…まさしく昭和の「ど根性ガエル(1972)」である。咄嗟の視覚情報に、僕の脳は狐に摘まれた感覚を覚える。だってそうでしょう?、これって、再放送で何度も見たど根性ガエルじゃないの!。

今時、50年前のテレビアニメが放送されるなんてあり得ない。ガンダムだって厳しいところ。ましてや「ど根性ガエル」なんて、どんだけセンスが良いんだ放送局。

───狐だってそこまでしない、知ってる、それビデオでしょ?。

どう考えても地上波で、ど根性ガエルの再放送など考え難い。もしかして、今、ピョン吉ブームなの?。遅刻したのに問いつめる。あれはあれ、これはこれ。

小学生時代、夕方枠の再放送で何度も見たど根性ガエルである。それは「奥様は魔女」や「トムとジェリー」と同レベルで何度も再放送が繰り返された。朝の再放送は「カリメロ」とか「レッドビッキーズ」が多かったかな?、後者はもちろん、若き日の林寛子の方である。咄嗟に僕は、リモコンの画面表示ボタンを押した。

───テレビせとうち…。

調べてみると毎週月曜日から水曜日、夕方5時15分から放送されているようだ。何があった?、テレビせとうち。担当者は同世代かい?。だったら今日からお友達です。

そこからは、懐かしさのあまりテレビに釘付け。トンボめがねのひろしの声は野沢雅子、後の孫悟空(ドラゴンボール)である。ひろしと京子ちゃんのやり取りに、あった、あった、と懐かしむ15分間のタイムマシン。話のスジも覚えていて、記憶に残る台詞もあった、OPだって空で唄える。

───50年前の記憶は鮮明にあるのに、半月前の記憶は忘れる。

何らかの対策が必要だ。

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