桃の袋がけ開始(2023)

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雑記・覚書き

――記録は大切である。

 去年の桃作業はどんなだっけ?。ブログを読み返しながら記録を探る。記録を探って絶望した。摘果開始の記録はあった。けれど、袋がけの記録が見当たらなくて、今日もサヨリは元気です。

――友人なら即答なのだろうな(笑)。

 たぶん、どこかに書いている。けれど、探すのも億劫。やはり、記事のテーマを絞らないと後で困ものだと痛感した。だからこその記事なのに。だってそうでしょう?、おじいさんとは、昨日の記憶でさえ危ういのだから。一年前なんてパラレルのワールドですよ(汗)

――2023年5月23日(火)。

 今年一度目の摘果が終わり、桃の袋がけに入る。とは言え一年ぶり。すっかりさっぱり袋がけのやり方は記憶の彼方へ。やれるのか?、オイ!。ヤッケの胸ポッケに支給された袋を入れて指示を仰ぐ。

「上の方だけお願いね、下の方はやらないで」

 喜んでぇ!、……さて、そうする?。もう一度、やり方を教わっても良いのだけれど、確実に馬鹿がバレる。そこの愚かなるキミなのが秒でバレる。それは少しシャク。大丈夫だよ、きっと何とかなるよ。そう、何とかするよ。

 脚立に登り桃の実を見る。あらら、ご立派になられてぇ~。桃の実は摘果の頃より大きくなった。大柄な梅サイズくらいになっている。今、僕の記憶なんてアテにならない。考えるな、感じろ。

――桃の事は桃に訊け。

 何食わぬ顔をしながら桃に袋をかける。ここまでは誰でも出来る。ここからが正念場。袋の両端をくるりと巻いて、付属の針金で桃と枝とを固定する。

――なんだよ、なんだよぉ~、出来るじゃん!。

 昨年の動作を指先が覚えいた。その瞬間、僕のストレスが吹っ飛んだ。後はやるだけ。一個、また一個と桃に袋をかけてゆく。今年は多忙。だから、お手伝いの実働時間は短いのだけれど、これから二十日にも及ぶ作業が幕を開けた。

――はい?。

 作業を始めてから1時間後。お客さんから電話が入る。マウスの調子が悪いと言う。マウスの問題か?、USBの損傷か?。そのどちらかなのは明白である。USBソケットの差し替えで対応可能という所。そして、その通りの結果となる。

――何で?、何が原因?。

 古いから……。

 そこからが問題である。パソコンとはそう言うものである。こと10年を越えたマシンなのだ。動いている方がどうかしている。そろそろ買い換え時期のご案内……か。アマゾンとかで中古のを選んでくれたら嬉しいな。「出来るだけ安いのを探して」というオーダーを受ける時代でも無いし。

 結局1時間、袋がけ作業を抜け出して、状況確認と説明に向かった。このご時世、PC関連の説明も、そろそろ潮時のような気がしている。業務で使うパソコンは、五年で消却、欲を言えば三年が妥当な線である。袋がけの作業に戻り、その事を考えながら作業を再開した。パソコンにワクワクを感じなくなったのも歳のせいなのだろう。文字しか書かなくなった影響も大きい。

 何が言いたいのかと言うと、1万3千円で中古ノートを買いました。小説を書くだけなので、ワードが使えれば御の字なのです。アレだ……最近の中古は安くて速いのな。こんな価格でワードが動く。びっくりポンである。これさえあれば、僕の本領が発揮できる筈だった。

 期待に胸膨らませ。PCから書き始めた小説のつづき……むっ、書けん?。打ち込み易い筈の大きめのキーボードが指に馴染まない。15インチ画面が大きすぎて目が疲れる。文字は見易い。でも、なんか違う。僕は、その理由を考える時間すら勿体なく感じていた。

――出番があれば……。

 買ったばかりのPCの電源を落とし、結局、愛着あるポメラで小説の続きを書き始めた。桃の袋がけは出来るのに、あれだけ使い込んだPC操作が出来ないなんて……やっぱ歳かな?。

 小説の為にせっかく調達したパソコンだけれど、最終チェックと印刷用としての温存に回した。改めて我思う。やっぱ、ポメラは味方だと最強だ(笑)。

コメント

  1. お疲れ様です。もう既に見つけたかもしれませんが、昨年5月25日、接触性皮膚炎の記事の最後の方に桃の袋掛けがありましたよ。今年は接触性皮膚炎、大丈夫ですか?

    • マコトさん、ご心配ありがとうございます。今年はですね、完全重装備で挑んでいます。皮膚は全く露出していません。最近の技術は凄くて、暑苦しく見えても涼しいんですよ、服の素材が。そのまま街を歩けば覆面強盗みたいですけれど、ギャラリーはホトトギスくらいなので快適に作業しています(笑)。

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