猫目線、カメラ目線、ちゅーるだよ

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うちの猫の話

我が家のキジトラ猫♂(以下、サヨリちゃん)の写真は撮影開始から1年。未だにコレって写真はありません。今のところマフラーと被り物頼みでブログ記事を書いています(^_^;)。さて先日、

「猫がこっち向いてる写真ってどうやってんの?」

って質問されました。好奇心旺盛な仔猫や若い猫ならいざ知らず、老猫が丸いお目々で写真に写っているのが不思議なのだとか。残念ですが、サヨリちゃんが特別な猫というわけでもありません。

  • 呼んでもこっち見ない
  • 基本的に寝ている
  • 昼間は当然、縦ボソ目
  • 動き始めたら止まらない
  • おもちゃには興味を示さない

サヨリちゃんの基本SPECはこんな感じ。一方、私の方は、

  • カメラは安物
  • 腕は悪い
  • ライトなど特別な機材も持ってない

と、技術も無く光量も少ない空間での撮影なので、昨年までは撮影枚数でカバーして来ました。下手の鉄砲も数撃ちゃ当たる戦術です。この手は、あながち悪い方法ではありません。有名な写真家の方だって、最終的にはこの方法を推奨します。ただし偶然に賭ける手なので時間と労力は必要です。

ですが、今年に入って使い始めたのがちゅーる。猫ってちゅーるを記憶しているのかどうか知りませんが、ちゅーるを見せると乙女の瞳。目玉クリックリになるんですよ。もうね、恋っていうんですか?。うちの子の白馬に乗った王子様はちゅーるのようです(笑)。

撮影時のちゅーるの使い方

私がちゅーるを手でかざすと、ほぼ100%の確率でサヨリちゃんからの攻撃を受けます。近すぎると襲われ、遠すぎるとズームの必要性が出てきてブレの原因。ですから猫との間合いが重要な課題。私の場合、私の手が猫に届かない距離を保って撮影しています。

たとえ寝ていたとしてもちゅーるを見るとスイッチオン。動きが止まらなくなるので撮影など出来る状態ではありません。ですから、最初にちゅーるをひとなめさせます。

ひとなめすると落ち着いて舌をペロペロします。これが最初のシャッターチャンス。何も考えずにシャッターを切りまくり。100枚も撮れば、1枚くらい良いのがあるでしょう(^_^;)。

一度、落ち着いた後はちゅーるを振りながら撮影します。ばっちり視線を合わせるのは困難ですが、決して無茶では無くなりました。うちの子は、野良猫のルールに則って私とは視線を合わせてくれません。ですが、普段から飼い主さんに視線を合わせられるニャンコなら簡単に出来ると思います。

サヨリちゃんの場合ですが、上から見上げるポーズでの撮影が一番楽にカメラと視線を合わすことが出来ました。床にカーペットなどを敷けば、もっといい感じに仕上がるのにと感じながらもいつもの床で撮影しています。

ちゅーるを使って視線を合わせるメリットは、声や音を出さずに撮影出来る事です。ちゅーるを振るだけで反応してくれるので楽です。撮影は一人で行っているので、シャッターを切るときにはちゅーるを口に咥えながら。面倒ですが、私のは腕が2本しか無いのでその方法を採用しています。もし、一緒に写真撮影をしてくれるパートナーがいらっしゃるのでしたら手伝ってもらいましょう。

最後のちゅーるを使うデメリットについて。ちゅーるを使う最大のデメリットは食べさせられない事。これにつきます。いくらでもちゅーるを食べさせてあげられれば問題無しですが、サヨリちゃんには食事の制限もあります。また、これだけ好きなのだから体に良い食べ物だとも思えません。しかし、出したちゅーるは食べさせないと、次第に反応してくれなくなります。ちゅーるを出すタイミングと、ちゅーるの代わりになる何かを見つけ出す事が、私の今後の課題となっています。

以上、私の場合の猫写真撮影方法でした(笑)。

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