畑のアイドルじゅんこを喰らう

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畑のアイドルじゅんこ
自家菜園

――Οh!、ジュースィー!。

 アイドルじゅんこを収穫した。収穫したからその場で喰った。他でも無い、種から育てた玉ねぎの話である。

 昨年九月にじゅんこの存在を知り、粋なネーミングに惹かれて種を取り寄せた(サカタのタネ)。アイドルのじゅんこと言えば桜田淳子に決まってる。だったら、山口百恵と森昌子もあるだろう。ネットを探すと普通にあった。サカタのタネ…中々やるズラ。そうなれば、ブロガーたるもの取り寄せるのは必然である。僕の畑で花の中三トリオが収穫間近で、今日もサヨリは元気です。

 先ずは早熟のじゅんこ(早生)から。次はまさこ(中生)、最後にももえ(中晩生)の順番で収穫する事になるのだろう。すでに幾つかのじゅんこ達は知人・友人の手元へと羽ばたいた。日頃の感謝を込めてというやつである。どこの家庭でも玉ねぎは日常的に食される。だから、それはそれは喜ばれた。今夜はハウスジャワカレーでも作って下さいな。ジャガイモは自腹でお願いします(汗)。

 新じゃがいも(男爵芋)は六月頃の収穫予定である。じゅんこは夏まで、まさこは年内、ももえは年明けまで貯蔵が可能。つまり、六月までじゅんこを食べるのを待って頂ければ、畑で成長している新ジャガも差し上げます。ちなみにニンジンは作っていません。

ーーでは、お毒見をば。

 冒頭にも書いたのだけれど、僕は割と出来た野菜を畑で囓る。味見というよりも毒見の気分で。ゲーな味の野菜なんて他人様に差し上げられない。だから僕が人柱である。人柱という名の特権であった。

 不思議な事に採ったばかりの野菜は旨い。どれもこれも美味いのだ。アイドルじゅんこは半信半疑。土から引っこ抜いて囓ってみるとやっぱり旨い。受け狙いで買った種である。あくまでも購入動機は記事ネタであった。元々、味のハードルも低く設定していた。極論、不味かろうが構わない、食えれば上出来、カタチになればそれでヨシ!。

 ところが控えめに言っても、口に入れた瞬間からひたすらジューシーなお味なのだ。その後でほのかに広がる苦味も悪くない。調味料が無くても味が成立している。大地の旨みそのものであった。この味は野菜を作った者で無ければ味わえない味である。

――単純に美味かった。

 思い起こせば、花の中三トリオ種をセルトレイ(128穴×3枚)にまいたのは、昨年の九月十二日の事である。その丁度二ヶ月後、十一月十二日に畝に三百を越えるヒョロヒョロの苗を植えつけた。正直、全てが玉ねぎになるとは思ってはいない。ヒョロヒョロの苗がこんなになるとも思わなかった。だから半分出来れば御の字である。予想に反してほぼ全てが食べられそうな雰囲気である。既に収穫に入ったじゅんこはトラブル無く胃袋の肥やしになるだろう。

――ももえもまさこも大丈夫。

今日のじゅんこは、遠く離れた友人に真っ先にお届けしたい味である。だから天に向かって念だけ送った。今頃は「おいしいよ、よくできました」と言って喜んで食べているのに違いない。その証拠に友人が好いたひまわりの種が双葉を広げた。種を蒔いた全てのミラクルビームの双葉が開く。彼女らしい返事であった。夏には満開の花を咲かせる事だろう(笑)。

ちなみに二本の苗が近くで育つと、玉葱はハート型っぽく育つから気をつけろ!(汗)。

コメント

  1. 玉ねぎは万能でいいですよね。体にも良いって言いますしね。そういえば、夕食に誘われて出されたメイン料理が、ハート型オニオンステーキとハート形蒸し玉ねぎのそぼろあんかけ。半端に残った部分は全てみじん切りにしてガーリックライスに入れた、と。わざと寄せて作った玉ねぎだとかで「可愛いでしょ?」と本人はご満喫だけど、ガーリックライスの玉ねぎがやたらと多くて、内心、普通の方が使い勝手がいいのでは?と思いました。当時はまだ「映え」という言葉が無い時代。今なら逆にアリかもしれませんね (笑)。

    • マルチの穴に1本づつ植えたつもりだったのに、ニコイチ玉ねぎが何個か出来ています(汗)。料理に使えば確かに今なら映えますね。今のところ順調に育っています(笑)。玉ねぎの花言葉は、不死。そんな気持ちがあって、だったらアイドルでしょ?、そんな気持ちもあって300本を越える苗を植えました。ホントの事を知る前の話。早い段階で虫が知らせていたのでしょうね。じゅんこの味は上出来でした♪。

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