眼の不調改善!ポメラ生活3ヶ月終了

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公園でポメラDM100
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───ポメラが家にやって来た。

期待はするけど当てにはしない。期待と不安入り混じる、あの日から3ヶ月が過ぎた。購入動機だった眼の不調もポメラにしてから頗る良好である。それだけでもありがたい。

───ブログはポメラでやり切りだ。

ポメラの中で仕上げてしまう。その基本ルールに則り、購入した後、ポメラの電源を入れぬ日など一度も無かった。兼ねてからの懸念材料だった故障も、トラブルも、残念な事も何もなく、期待以上にポメラは動いてくれた。これが中古のデフォの姿なのか、神様が授けてくれた当たりくじなのかは分からない。この調子なら、来年も再来年も動いてくれそうな気もしている。大きな変化は電池交換の激減くらい。

───電池交換は月一回。

ポメラの性能が上がったとか、ブログの更新が止まったとか、僕の心が折れたとか、そんな理由ではない。ポメラ画面を見つめる時間が激減したのだ。その大きな要因は生活の変化、自家菜園、つまり、畑にある。

だってそうでしょう?、小さな土の箱庭は、びっくり箱でおもちゃ箱。毎日、新しい何かが起きて、新しい発見も忘れない。その実、情報提供という意味では、日常業務や日常生活でも同じだけれど、大人の事情でそれは書けない。過激な内容ばかりなのだ。

リアルな日常での出来事は、この歳にもなると横溝正史で犬神家。金、遺恨、怨念、愚痴…。誰もが興味を惹く内容だけれど、ドロッとしていて明るく書けない。控えめに言っても、それは誰かの暴露記事。それを面白おかしく書く自信はあるけれど、自分の信用を捨てる勇気を伴う諸刃の剣。

───その領域へ飛び込む勇気が僕には無い。

書いていいのは、書かれる覚悟のある奴だけだ。現世はおろか前世でも来世でも、それが僕には無理なのだ。なのにそんな話が割と好きだから困りもの。頭の中で文章に起こすと俄か2chまとめが出来上がる。こちとら知人にゃオープンだから、そんなの出したら信用失くすに決まってる。だからこそ、日々の記事ネタ探しが悩みのタネ。ある意味で、夕食の献立を考える苦労にも似ている。出来るけれど出来ないみたいな。

───畑は良いぞう、スイカ喰わねぇ〜か?。

梅雨も明ければ力仕事も終わってしまい、畑へ顔を出すのも、毎日、1時間程度。それでも、失敗と発見の連続で飽きない。畑の変化が大きさに比例して、頭の中はジェシカおばさんの事件簿度が増す。ポメラを開く前に記事のタイトルさえ決めておけば、1000文字程度なら30分。読み返してながら加筆修正を加えても1時間でおつりが来る。記事ネタは、虫、動物、植物、天候などの大自然。畑の話は誰も傷付ける事なく何でも書ける。

畑の出来事など、誰も読みたくも無ければ需要すら無い。イケメン、イケ女なら芽も出るだろうけれど、残念ながらそんな便利な機能は僕にはない。小さな箱庭で起こった材料で、何を書くか、何を考えるのか、どう見せるのかで今度の流れも変わるのだろう。自分の着地点は多分そこ。畑にポメラを持ち込んで、焦らず、休まず、伸び伸びと、気になる何かを書いて行こう。細き流水も、いつかは大河になるものだから。

邪道で、邪推で、説明書に反するけれど、やっぱりポメラはアウトドアが似合う。冷房の効いた個室より、外での執筆速度が速いのは、視覚、聴覚、嗅覚、いずみたく。自然の刺激を全身で感じているから。毒蛇、百足、猪とかマジ出るし。太陽の陽射しと、山の危険に晒されただけで、睡魔にだけは襲われぬメリットだけは保証する。

僕の畑で眠ると死ぬよ、マジで。

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