「ちっちゃなどんぶりですね、おとうさん。」
「招き猫とうどんのミニチュアに的を絞ってみようかと思ってね、サヨリちゃん。」
「ボク繋がりで招き猫は理解出来ますけれど、お父さん。にゃんでうどんにゃの?。」
「さぬき繋がりだから。」
「にゃるほど~。」
ミニチュアうどんのどんぶりの作り方は簡単
「あっ、見たことの無い招き猫がっ!。さり気なくですが、胴体と生首もっ!。」
「生首とは穏やかじゃないね、サヨリちゃん。やり方を変えたんだよ。ヤスリをかけたり、色を塗ったりする時に棒があると便利だからね。それと、奥の胴体と頭は固まったら接着するから心配ご無用。」
「で、このどんぶりはどうやって作ったの?。大きさが3種類もあるのには意味があったの?。」
「意味はあるよ、サヨリちゃん。だって、招き猫とうどんはセットにしようと思っているからね。サイズ的にどうかなぁ~って思って。」
「そっか。何もかも初めてですもんね、高倉健さん。」
「不器用って言いたんだろ!。」
どんぶりの型は、ダイソーの計量スプーン
「計量スプーンをどんぶりの型に使ったんですね、お父さん。」
「今日、ダイソーまで買いに行って来たよ、サヨリちゃん。いっしょにベビーオイルも買って来たんだ。」
「お父さん、赤ちゃん出来るの?。」
「ばっかじゃね?。計量スプーンと粘土との剥離剤の代わりだよ。これを塗っておくと、キレイに粘土が計量スプーンから外れるんだよ。これは買って来て良かったわ。今度、ドーナツの型でもやってみよ。」
「どんぶりはコレで完成ですか?。」
「いや、粘土が乾いたらペーパーかけてから色を塗ってニスを塗るよ。」
「中のうどんも作るの?。」
「どんぶりが出来たら直ぐに作ろうと思っているんだ。100均でUVレジンを買ってこないとね。」
「UVレジンでどうするの?。」
「UVレジンがうどんの出汁になるんだよ。」
「そうにゃんだぁ~。」
「って。ちゃんと話を聞けよ、サヨリちゃん!。」
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