籾殻で育ったジャガイモ、ポテサラにしたら激ウマだった

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ポテサラ
ぐるめ・試食

───ジャガイモってこんなんだっけ?。

先日のジャガイモ、ユンボで掘ったやつ、その後でみんなで分け分けしたやつ。イモを眺めて膨らますイメージ。肉じゃが、カレー、こふきいも、居酒屋定番じゃがバター。

籾殻で育ったジャガイモ

───どれにしようか、迷ってしまう。

頭の中で料理をつくり、食べた気になると面倒になった。いつもそう、いつだってそう。そうだ、サツマイモを蒸すついでにジャガイモも一緒に蒸そう。だったら、蒸し玉子(ゆで卵)も添えて。

───そうなると、ポテサラか…。

ポテトをつぶして、マヨ混ぜて、ゆで卵とオニオンスライス。もらったキュウリもぶっ込んだ。これで立派なポテサラだ!。それにしても、このジャガイモが妙にホクホク。その違和感が、ポテトをつぶし始めて確信に変わる。いとも簡単につぶれてしまうのだ。スーパーのよりも調理が楽なのである。美味いのか?、不味いのか?。

───味が万馬券ほど予想できない。

マヨネーズを加えて更に混ぜると、ポテトの原型が無くなった。やがてポテトとマヨネーズが一体化したような…クリーム状になってしまった。まっ、いっか。玉子とタマネギ、キュウリも混ぜ合わせると同時に幼稚園時代の記憶が蘇った。忘れもしない、当時、1プレイ100円だったブロック崩しのプレイ権利を貰った日。

ポテトサラダ

───こ、これは!。

50年前、インベーダーブームはもう少し先。別府港(大分県)の近くの喫茶店。そこで食べた想い出のポテサラが出来上がる───これこれ、あの時の味!。山岡さん、これですよ。シェフを呼べ!、心の海原雄山が荒めいた。

───それ作ったの、僕だけど。

ひとくち含むとポテトが溶ける。これ、好き。食欲無くてもペロリだわ。大満足の向こう側、広がる後悔の念、惜しい事をした。みんなで分け分けするんじゃなかった。ポテサラなのに、これだけで十分メインディッシュ。このおイモさん、肉じゃがにしたら…絶対に化ける。

───畑に土は大事だなぁ。

籾殻をたっぷり含んだ土。それでジャガイモを作るとこうなるのか。フムフム…これは畑で作らねば。その価値を確信した。籾殻ですか?、ありあすよ。我が師、マスターピーチの所に捨てるほどあります。毎日、バケツ1杯、畑に持って行くだけ。手間も掛からない。だってそうでしょう?、籾殻の場所は、僕の畑から歩いて50歩なのだから。

───だったら秋植えポテトですな。

夏休みの宿題が重く心にのし掛かる頃。僕はジャガイモを植えてみようと思う。となると、収穫はハロウィンとクリスマスの間頃。分け分けした向こう側では、このポテトを食べた頃。キミたちの胃袋はすでに掴んだ。

───お歳暮はジャガイモな。

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