細魚の刺身に静岡ザク切り本わさびを添えて

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細魚の刺身
ぐるめ・試食

───うわぁ、細魚じゃん。

茄子の成り疲れくらい疲れた体を銭湯で癒やし、20時半のパワーシティーに立ち寄ると、値下げ後価格で細魚の刺身がこんばんは。

買いである。

最近、愛猫サヨリが鶏肉を拒否り、まんぷくパウチも嫌がり始め、お刺身生活再会の兆し。半額シール争奪戦に敗北すればお肉で我慢してもらう。

だってそうでしょう?、しばらく見ない間にお刺身の価格がガソリンくらい上がっている。そんなの半額以外の選択肢を僕は知らない。

昨夜はまんぷくパウチで我慢させた。腹はまんぷくだけど心は満たされない。昨夜はそんな顔をしていた。

───今夜は半額の上位互換。

値引き後価格で170円。

だから今日は大盤振る舞い。サヨリは高齢猫の筈なのだけれど、お刺身2パックを余裕で食べる。好物のサーモンだったら3パックくらいイケそうだ。生憎、サーモンはワンパックだったのだけれど、4パックも買えば彼にはハッピーセットに違いない。

───猫の胃袋を満足させるには十分である。

さぁ、召し上がれ。

まずはサーモン、鯛、寒ブリ、オリーブハマチとガツガツ食べた。肉の時との食べっぷりが別物だ。お腹も起きてミルクも飲んで。さて、ここからずっと僕のターン。刺身を多めに買ったのにはワケがあったのだ。

───刺身といえばわさびっしょ?。

サヨリのお零れと細魚の刺身。

これだけの刺身があれば、友人からもらった静岡ザク切り本わさびのレビューが出来る。箱に書かれた説明書きに目を通すと「じかぬり」で食せとある。

寒ブリの刺身にわさびをじかぬりして口の中へ。まずは醤油抜きで試した。ブリの香りや舌触り、甘み、脂味、安田成美。その後に風の谷から訪れるのはわさびのそよ風。

ピリッと舌先を刺激した後、ツンと鼻に抜ける感じが心地良い。市販のわさびでこれをやれば、天を仰いで鼻をつまむ場面である。けれど、静岡ザク切りツンは鼻の奥から鼻先へ抜けてゆくような爽やかさ。

ある意味、刺激的なハーブであった。

もしかしたら、バラエティ番組で偶に見かける、まんじゅうロシアンルーレットでは、こんな感じのわさびを使っているのかも知れない。ついつい舐めてしまうのが癖になる。これだけで酒のつまみにする人だっていそうにも感じた。

───好きな味である。

本丸の細魚の刺身にもわさびをつけた。舌がツンの味に慣れ始めると、しっかりとした魚肉と刺身醤油の甘さとが相まって、喉の奥がデレとなった。

お茶漬けにも合うし、緑茶の中に入れて飲んでも美味しく頂けると思う。わさびの殺菌作用に乗じて風邪の予防にもなりそうである。友人には貴重な経験をさせてもらって感謝しかない一品であった。

ちなみに、愛猫の「サヨリ」という名前の所以は、細魚を食べて育ったからである。

学生時代の息子(真の飼い主)が細魚を釣って帰り、それを天ぷらにして喰わせていたのだとか。どういうワケか家族会議の末、僕にとっての野良猫はサヨリという名前が付けられた。オカンは最後までミーコで粘っていたようだけれど(笑)。

そんな経緯で細魚という魚には、僕にはちょっとした思い入れがあるのです。

コメント

  1. サヨリさん、食欲もあって元気でなによりですね(笑)。お刺身、かなりのお買い得品!。私の地元のスーパーでは、細魚の刺身を見た事も無く、食べた事も無いので、白身系?どんな味?と思います。それにしても、わさびを刺激的なハーブとは、さすが上手い例えですね。美味しい静岡の本わさびの味は、ただツーンと辛いだけでは無くて、爽やかなんですよね。私は朝食の納豆に入れるのが好きで、朝から爽やかに目覚めてますよ。結構クセになるので、食べ終わる前に友人に催促した方がいいかもしれませんね(笑)。

    • こんにちは(笑)。
      細魚の刺身はコリコリしていてあっさり目のアジって感じです。幼少期には見向きもしなかった雑魚でしたけれど、細長い容姿から、今や海の貴婦人と呼ばれています。スーパーのおまけのわさびしばかりなので、わさびを舐めてみて軽くカルチャーショックを受けました(汗)。

  2. おこぼれ頂いたんですなー^ ^

    • 今日は豪華なおこぼれでした(笑)。値下げ後価格、最強です。

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