胡瓜の急成長に知識の成長が追いつけない

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追肥後の胡瓜
自家菜園

───デッカくなってる。

二日雨が続いた、これ幸いと畑を休んだ、二日後に行ってみると絶句した。きゅうりの花言葉は「洒落」と言うけれど、こう、一気に巨大化されたら洒落にならない。想定外の成長速度、支柱の準備も出来てない、心の煽り運転やめてもらって良いですか?。倒れた苗を見て心臓が揺れた。

───いくら何でも急すぎる。

胡瓜の苗を3本植えたのは、半月前の5月30日の事だった。胡瓜、茄子、トマト…。その間、どの苗もあまり大きくならなかった。初体験の自家栽培、その道のりは、初めてのメロディを探り探り鍵盤を叩くようなもの。どうせ大きくならないだろう、初めてだからこんなもの。だから安心して雨の休みを堪能した。支柱だっていい加減、僕が立てた訳では無いのだけれど。ゆっくり、のんびり、まったりと。時間は十分あるのだから。

───無かった…。

支柱の建て方を覚えていない、調べてさえもいないのだ。今夜は支柱の勉強会決定だ。取り敢えず応急処置を施す。今、本気出したら失敗は火を見るより明らかなのだから。隣のトマトも同様だった。地面に横たわり、変な形に曲がっていた。こちらも一時凌ぎの処置を施す。このサイズなら、枝の間引きもせなあかん。どれを間引いて良いのか分からない。今夜の宿題がまた増えた。

一体全体どうなってしまったのか?。雨のお陰か?、それは無い。数日おきに天の恵みは降っていたのだ。トマトの隣の茄子は安定感が増していた。もう少しこのままでも大丈夫そうだった。

茄子

───何したっけ?。

雑草ような成長ぶりに、思い当たるフシはただ一つ。追肥である。最後に見た夕暮れ、追肥をした方が良いよ(効用には個人差があります)。そう助言を受けて、帰宅前に追肥をしたのだ。それ以外考えられない。追肥の後は気が抜けないな。

───ところで西瓜の種は腐ったかい?。

いつになっても芽が出ない、マダオくらい芽が出なかった西瓜の種の確認をすると、二葉が顔を出していた。7粒撒いた種のうち、6粒が発芽していた。雑草の可能性もあるのだけれど、今は西瓜と信じていたい。

西瓜の畝の準備も必要だ。今日は西瓜とサツマイモを植える土に石灰を混ぜる作業をした。何度も耕した土に石灰を混ぜて更に耕しす。この作業、ビリー隊長も真っ青なブートキャンプ。全身から汗が吹き出して止まらない。上から下まで汗でグチョグチョ。

───こんなの痩せるに決まってる。

僕の畑の目的は二つある。ひとつは母親の目の保養の為。もうひとつはフィットネス。野菜の収穫に大きなこだわりを持っていない。育てばラッキーな気分なのだ。それでも苗は育つもの。まずは支柱を何とかして、西瓜の植え付け、そして、期待のサツマイモ。そうそう、ネギの引っ越しもあったっけ。そこまで出来ればひと段落。1日で終わる作業なのだけれど、今はその時間が取れない現状。

───ボチボチやろう。

畑の中心で土をいじっていたら、桃の奥様から桃を頂いた。畑に出ると、何かしらのお土産を持って帰る事が多くなる。スクーターの荷台に大きなカゴの必要性を感じ始めた。

───大きなスイカもらったらどうしよう?、メロンの可能性だって否めない。

嬉しい悩みが日々増える…。

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