雨が降ると想い出すテレビCM『雨と犬』サントリートリス

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サントリートリス 雨と犬
エンタメ・テレビ

雨です、高松は雨。
雨が降っていて静かな日。
そんな日はトリスのCMを想い出す。
愛猫サヨリを眺めながら…。

子犬が京都の街をトコトコ歩く映像が流れる。ただ子犬が歩くだけのCM。BGMでは「ダデュダ~デュダ~♬ダデュダデュダ~デュダ~♬….」と優しい歌声が流れる。子犬は人混みの中を歩いたり、木の根元で雨宿りをしたり、小川の土手を歩いたり、古都の裏路地を歩いたり。時には自転車にぶつかりそうになったり。

見ている分には可愛いのだけれど、コマーシャルを見終えると、『この子、あの後どうなるんだろう…』子ども心にそう思っていた。80年代、テレビCMの中でも印象深いコマーシャル。ちょうど、セーラー服の向こう側を想像力という特殊な能力で見透かす事が出来た思春期のど真ん中。だからこそ、特別印象に残っているのかも知れません。そう、あの時、僕は本物の中二だったわ。

だから、40年の月日が流れても、静かな雨降りの日になると。トリスのコマーシャルが脳裏に蘇るのかもしれません。あんな事やこんな事と一緒に。ムフっ❤

1981年にトリスのコマーシャル「雨と子犬」は、ACC CMフェスティバル(第21回全日本フィルムCM大賞)、CM殿堂入り(第7回(作品№28))、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(1981金賞)を受賞。多くの人々の心を捉えた名作。

この年のレコード大賞は、寺尾聡『ルビーの指輪』。最優秀新人賞は近藤真彦『ギンギラギンにさりげなく』。たのきんトリオやイモ欽トリオ全盛期の時代でハイスクールララバイ。聖子ちゃんや明菜ちゃんの人気はお父さんにでも聞いてください。ついでに「お父さん。交換日記ってした事ある?」という言葉を添えて。

そんな、トリスのわんこ。その後の運命を皆さんはご存じですか?。

保健所からやって来たスター犬

ダデュダの子犬は保健所からやって来ました。

テレビCM撮影後。引き取り手の無い子犬は撮影所で飼われていたのだけれど、縁あって映画関係者の家に引き取られたそうです。とりあえず元気でよかった。その後、トリスと名付けられ、新しい家族の家で天寿を全うしたそうです。

捨て犬から保健所へ。そしてテレビCMによりアイドル犬になり、新しい家族に引き取られて幸せな人生を過ごしたトリス。トリスの人生は「名優犬トリス(山田美千代)」という童話になっています。

スター犬から童話犬へ…名優犬トリス

かわいい子犬が京都の街を歩いて行く。トコトコ、トコトコ…ときには階段をころげ落ちそうになったり、雨の中をびしょぬれになったり、自転車にぶつかりそうになったりしながら…「いろんな命が生きているんだナ。元気で、とりあえず元気で、みんな元気で。」…このコマーシャルで世界的スターになったトリスの、だれもしらなかったさすらいの物語。小学校中学年以上向き。第1回「わんマン賞」童話部門受賞作品。(Amazonより引用)

40年も昔のCMの話を昨日の事のように思い出せるのに、昨日の事が思い出せないところが、切ないというか、空しいというか…。

コロナでこんな感じになってしまったのだから。現代人はあの頃のように、もっとゆっくり生きても良いのかも知れない。

ちなみに、当時の僕のアルバイトの時給は450円でした。

お父ちゃん
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謎のお姉さん
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サヨリさん
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