2020-08-28

うちの猫の話

秋の気配と欽ちゃんバンド

夕立があったせいだろうか、今夜の風は心地いい。愛猫サヨリも涼しさに誘われて、ひょっこりハウスの中から顔を出した。しばらく様子を伺って。よっこらせと身を乗り出して。なに食わぬ顔でトイレに向かい。何も無い空間を凝視しながら無表情で要を足し始めた。そこ、何かいるんじゃね。 髪の長いお姉さんが立ってんじゃね?。来る〜きっと来るんじゃね?、哀しいくらい貞子かよ。今、電話が鳴ったら、こっちがオートメーションで要を足してしまうわ、怖っ。 真顔で用事を済ませたサヨリさん。いつものお皿の前でピシッっと座ってミルクアピールが止まらない。僕は、よっこらせと冷蔵庫からミルクを取り出してお皿に注いだ。全部飲めよ、コレ高...