2024-09-16

小説の話

キャラ被り

三島由紀夫の金閣寺も、ようやく最終章(第十章)へ突入した。このまま読み進めれば、一時間のうちに読み終える。けれど、今日のブログを書いてない。ポメラを開いて頭こうべを垂れる。いつものように、書く内容すら決まってなくて、今日もサヨリは元気です(笑) 天から何かが降るのを待つと、激しい地響きと共に、太宰治がアイアンマンみたく降ってきた。今、僕の後ろの太宰治が右腕の拳を大地に突き立てて「さぁ、材料は揃ったぜ!」そう言わんばかりに、着地ポーズを決めている。───そっちの青葉君、うちの葉ようちゃんと似てないかい? 人間失格の主人公の大庭葉蔵おおばようぞうと、シークレットで執筆中のうちの主人公、青葉文人あお...