
どうしましょう、太宰さん(笑)
筆が止まった───洒落にもならん(笑) 書くには書くけど、書いた文章が暗いのだ。どうやっても明るくならない。だから書くのを途中でやめる。書いては保存、書いては保存。僕は書いた文章を絶対に捨てない。どんな駄作であったとて、いつか日の目を見るだろう。そんなケチな思いがそうさせるのだが、それはいつもの〝読む読む詐欺〟で、読み返すこともないのだろう。書いては保存。それは、僕の無意味な癖へきのようなもので、今日もサヨリは元気です(笑) だから取りあえず、保存である。 で、こんな状態に陥った原因も理解している。それは、秋の夜長のお友だち。太宰シリーズがエヴァシリーズのように刺さるのだ。太宰さん、あんたすげ...