2024-12-07

小説の話

読書と動画は攻めと受け

本を開いてふと思う。 読書ってのは、攻めだよなぁ……脳が攻めてなければ、まったく内容が頭に入らなくて。読書が不得手な僕にとって、本を開く瞬間の「読むぞっ!」の気合いは欠かせません。 読書を「攻め」と呼ぶのなら「受け」は動画が相応しい。映画、ドラマ、アニメーション。これら動画には、映像も声も音楽も、すべての要素が用意されていて、好みの女優さんとかアニメキャラが演じていれば、何時間でも受け切れます。それは幼少期から、動画に慣れたテレビっ子の強みでもあるのでしょう……鍛えた年期が違います。 つまり僕には、動画と同じように読書に対するトレーニングが必要なのです。だって、そうでしょ? 読書は優秀な睡眠薬...