こんなことある? 充電できなくて壊れたはずのKindleが、しれっと復活したのだが?

Kindleの邪魔をする猫
レビュー
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 2021年に購入した、Kindle paperwhiteから充電を拒否られたのは、去年の今頃のことである。何度も何度も果てしなく。Kindleへの充電を試みても、一向に「Kindleを使用する前に充電してください」のメッセージが消えやしない。ネットで調べてみると、この症状は割とあるようで、なのに解決策は皆無であった……。

 とはいえ、Kindleの仕組みは単純なはずである。つまり、電源回路の不具合が原因なのだろう。思いたくもないけれど……Kindle壊れた。そう判断するのが正解だけれど、新しいKindleを買うのも気が乗らない。安い買い物ではないからだ。数千円なら買うのだけれど……対応策があるにはある。

 パソコンやiPadからでも、Kindleを読もうと思えば読めるのだ。それよりも何よりも、相棒からの本だって、消化がおぼつかない状態である。だから、慌てる必要など何もない。当面の対応策として、Kindleの代用端末としてスマホを選んだ。持ち歩きに便利だからだ。

 文字サイズを大きくして、スマホからKindle本を開くと、老眼鏡など不要で読めた。これはこれで悪くない。気がかりなのは、日々のバッテリー残量だが問題ない。何時間も連続で読めやしない。

 Kindleで読む本は、主に「無料サンプル」である。ベストセラーとか、流行りの小説のお試しばかりを読んでいる。Kindle本の立ち読みだ。面白いと感じたら、購入するかもしれないけれど、お試しだけでも一生分のボリュームがあるだろう。今は、冒頭の雰囲気だけでも掴めれば上出来だ。

 最近、Kindleで購入したのは、太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、中原中也、正岡子規、坂口安吾、石川啄木、宮沢賢治───それぞれの大全集である。相棒からの書籍とラップするけれど、キャンペーンで一冊あたり二百円。それが読破まで、百時間以上を要するボリュームを有している。買って損のない価格である。隙間時間でチョロチョロ読むのに丁度いい。たぶん、一生かけても読み終えられない……(笑)

───Kindle捨てよう、その前に……

 捨てる前にKindleを充電してみようと、なんとなく考えた。僕は、吝嗇りんしょくな人なのだ。つまり、ケチ。充電開始から三十分後……案の定、充電できた気配がない。野暮用で外出して、数時間後に確認すると、数パーセントほど充電されていた。もしかして、イケる……かも?

 電源を入れてスワイプすると、Kindleが起動した。てめぇ! 生きてんじゃん……キャベツ六百円くらい驚いた。起動したのが幸いしたのか? それからは、快調にKindleの充電が始まった。嘘のようなホントの話。

 Kindleの画面はポメラと同じで、目が疲れずに痛くもならない。目に優しい画面が、ポメラとKindleが高齢者に支持される理由である。折角の復活である。目がしんどい時には、Kindleを使おう。

 二月の下旬でKindle復活。

 それには、何かしらの理由があるのだろう。思いつく根拠があるにはあるが、この場でそれを語るのは、それこそ野暮だと思うのです(笑)

 あ、それと。またまた、今日サヨを褒めてもらいました。ありがとうございます。

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