摘心したキュウリの親づるを、挿し木苗にできるかな?

畑の話
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───「キュウリは孫づるから採れ!」これは、近所のキュウリ農家からの教えである。

 毎日のように、キュウリを収穫している僕なのに、昨日もその農家から、採りたてキュウリをいただいた。何年経っても、ひよっ子だ。調子に乗って「ハウスのスイカくれ!」というと「自分で作れ!」と言われて、くれなんだ……。

 2025年6月4日(火)。キュウリの背丈が僕を超えた。長身のアニキよりも背が伸びた。まぁ、あんなに小さかったのに、こんなに立派になっちゃって(笑)

 だから、親づるの摘心をしようじゃないか。

 そうすれば、ジャンジャンと親づるから子づるが伸びて、子づるを葉っぱ二枚で摘心すれば、わっさわっさと孫づるが伸びる。その実を、いただきペロリンの作戦だ。つまり、毎日がキュウリの収穫祭(笑) 意気揚々と、ハサミを持って畑に入る。

 ただ、キュウリの摘心は諸刃の剣。摘心するからキュウリは枯れる。それを回避するために、摘心をしない〝キュウリの吊りおろし栽培〟という方法があるのだけれど、収穫量を鑑みれば、欲張りな僕としては、やっぱり摘心がしたくなる(汗)

 ということで、後任をば……。摘心した親づるから、挿し木苗を作ろうと思う。トマト栽培ではお馴染みの方法だ。トマトのわき芽を土に挿すと、あら不思議。ナルトの影分身の術のように、新しくトマトの苗ができるのだ。現在進行形で、大玉トマトの挿し木苗を作っているけど、どうなることやら、さっぱり分からん。

 キュウリを種から育てるのはタイパが悪く、苗を買うのはコスパが辛い。成功率は低そうだけれど、ここはダメ元で、キュウリの親づる二本と子づるを二本。四本のつるを、水を入れたアルミ缶の中にぶっさした。二日に一度の水替えで、二週間後に発根が確認できるらしいのだけれど、これもまた、思うようにならないのが自家栽培。期待はあれど、あてにはできぬ。畑の夢を買っただけ。これもまた、イチかバチか、表か裏かのギャンブルなのです(汗)

 ポイントシールがある方が子づるで、ないほうが親づるである。同じアルミ缶だったので、後で間違えぬように子づる側にシールを集めた。もうね、こうでもしないと、明日の朝には、どっちがどっちだか分からんのですよ……昨日のことさえ忘れてしまう。老いって怖い、今日この頃です(汗)

 この方法。三年前には成功すれど、今年は成功するのでしょうか? 水に浸した親づるは、日陰で保管するのがセオリーらしいので、トマトの畝の日陰にアルミ缶を置いて作業終了。この結果は、二週間後のお楽しみ。

 挿し木苗の目標、今回は二本でよろしく! あちらの世界の雷電も、発進スタンバっておくように(笑)

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