「日頃の感謝を込めて、マルヨシセンターでは沖縄商品を販売中!」。店内に響く放送、閉店間際、お客は僕だけ、天井に設置されたスピーカー、ポカンと口を開けてそれを見る僕。南国、沖縄、三線、シーサー、めんそーれ、魚群、ハイヤ、ハッハ♪。マリンちゃんを想いながら鮮魚コーナーで立ち止まる。素早く愛猫サヨリの食料ストックを脳内で再確認。あるあるーーーサヨリさんの買い物は明日で抜かりない。
![ちゅらサンド マルヨシセンター](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/05/04315734-2DB9-4B8D-AE42-5C498635772F.jpeg)
割引、半額、幸せシールが貼られた刺身の横に、巻き寿司、お稲荷、握り寿司。更に隣におにぎらずですか?、クッキングパパ。どう見てもおにぎらずなのだけれど、商品名は『ちゅらサンド』。そこで沖縄が繋がった。どうしよう…買っとく?。記事ネタにもなるし…そんな気持ちあってちゅらサンドだけを買って帰った。狙った赤い海のキャビアは不発に終わった。
ネットで探し出せなかった『ちゅらサンド』
![半額ちゅらサンド マルヨシセンター](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/05/BC9036EF-431A-46A5-9D00-B4B093265AA8.jpeg)
マルヨシセンターでマジマジと眺め、持って帰ってマジマジと見る。このハムはスパムの缶詰のハムですか?。風の便りとか、噂とか、小耳に挟んだとか…。沖縄では日常的に食べられていると。割と高級食材の部類に入ると。これがそのハムですか?。
膝の上の猫を撫でながら『ちゅらサンド』で検索しても、『マルヨシセンター+沖縄』で検索しても、Googleから明確な回答は得られなかった。唯一、沖縄のソウルフード『ポークたまごおにぎり』『ポークたまごおむすび』『ポークたまごおにびらず』の情報を手に入れた。マルヨシさん、ニューワード作った?。
予想の範疇を越えないけれど、『ちゅらサンド』は誰かが作った造語なのだろう。そして、沖縄の人には通じない名前なのだろう。だったら書くでしょ?。無いのだから。アレだ…秘密のケンミンショー!とかで、ポロリしたら目付けもん。さっきまで首を捻っていたけれど、ヨシ、元気出た。さぁ〜食べよう、ちゅらサンド。
![ちゅらサンド](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/05/EAB2090A-1806-4831-9E43-CD9340783857-800x535.jpeg)
マルヨシセンターのちゅらサンド。1個目はハム&たまご。これは分かるけど、残りはよく分からない。いや、分からない事にして試食を進めた。結構、残ってたもんなー。恵方巻きの惨劇くらいあったもんなー。ちょっとした不安要素。その不安は後で的中する事になる。
![ちゅらサンド 玉子](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/05/568FE34A-A5F5-497D-832F-DF2CA33DF970.jpeg)
初めてのポーク。何度か沖縄の人に勧められたスパムポーク。いい値段だったので見送った。Twitterでの話だ。それを食べているのだと思う、多分。これは予測どおりの味だった。あっさりめのハムとたまごの相性も良かった。醤油、マヨネーズ、ケチャップがあれば何個でもドスコイな味だった。
![ちゅらサンド アボカド](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/05/B73A5BB0-E880-4CFF-A6EE-68DAF5392841.jpeg)
ここからが『未知との遭遇』(Close Encounters of the Third Kind)1978年だ。分かってる、分かっているけど、分からない。女子は、キットこう言うのが好きなのだろう。何年か前に言ってから。アボカド、アボカド、言ってたのだけれど、コレは米に合うのか?。ポテトサラダにリンゴくらい違和感があった。
食べてみた。「おっ、意外とイケるじゃん、やるじゃんアボカド」とはならなかった。食べられなくは無いけど、買ってまで欲しいとも思えない。微妙…そんな表現しか浮かばなかった。
![ちゅらサンド マンゴー](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/05/9EDF80D2-9F6B-44A6-AE6C-9666F5B6B031.jpeg)
そして本丸。謎の黄色。全く分からん。神田川先生なら一目で見抜くだろう。けれど、南国のフルーツの可能性だけは本能的に分かった。ひとくち食べると広がる甘さ。フレッシュの中に甘酸っぱい南風。それが舌先から鼻へと抜けた瞬間…これは無いと思った。マンゴーだ。ウーっ、マンゴー!のマンゴーとご飯が口の中で誕生日パーティーの開催中だ。
食べられない訳じゃ無い。不味いかどうかと聞かれれば「ポテトサラダのリンゴです」「トロピカルな味でした」。そう答える。「苦手です」その言葉を添えて…。だってそうでしょう?、ご飯にフルーツの組合せが苦手な味である事には間違い無いのだから。全部、ポークとたまごで良かったのに。十分満足出来たのに。
もしかしてだけれど、沖縄色を出したくて、色濃く南国やりたくて、担当者が気負った結果なのかも知れないし、実際、沖縄では、ご飯にアボカド、ライスにマンゴーが当たり前なのかも知れない。それは否定も出来ないし、否定してはダメな事。
香川のあん餅雑煮も他県では異色の存在。実はこっちも苦手。
思い込みを避ける為もあり、念のためにTwitterで質問している最中だけれど、誰からも回答が得られない状態。有益な地元情報が入り次第、追って追記しようと思う。
![お父ちゃん](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/06/お父ちゃん.jpg)
最後に『キジとら』からのお知らせです
![謎のお姉さん](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/06/おねえちゃん.jpg)
今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤
![サヨリさん](https://kijitora.link/wp-content/uploads/2021/06/サヨリさん.jpg)
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