誰もが時間に追い詰められる

Kindleの邪魔をする猫
小説の話
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 セリフが多いのか? それとも、無駄な描写が多いのか? 簡潔に2000文字を目標に、文章を短くしようと試みる。けれど、一行たりとも短くならない。むしろ、何処までも伸びそうで、今日もサヨリは元気です(汗)

 連絡メールなら、必要な要素だけを簡潔にまとめればいい。そうすることで、ミスも少なくできるし、ダイレクトに相手に要件を伝えられる。それはブログも同じである。簡潔に要点をまとめたブログが好まれる傾向にある。だから、僕のようにダラダラ書かない。とはいえ、思い出話とか、経験談を交えて記事を書くものだから、どうしたって、文字数が伸びてしまう。昨今では時短がブーム。ドラマでさえも、倍速で観るのだそうだ。誰もが時間に追い詰められる。それは、僕も同じこと。

 執筆時間、体力、集中力、サヨリのお世話……それらを考慮すれば、一日あたり、僕に許容された文字数は2000文字がいいところ。けれど、読み返して加筆修正を加えると、そう上手くまとまらない。小説ともなれば次元も変わる。とくにブログ王では、一話あたりで、5000文字程度の余裕が欲しい。でも、それを書く時間が取れない。雑な話が、もっと雑になってしまうから。だからこそ、可能な限り短くしたい。

 その気持が強くて、3000文字近辺を狙って書くけれど、昨夜は1000文字が上乗せされた。土曜日まで、影も形も無かったニューフェイス。キツネとタヌキが文字数を引き伸ばしたからだ。書き進めると、この子ら使える。彼女たちへの期待度が高まった。こうなると、うどんにかける唐辛子。外したくても外せない。

 先月決めた予定では、昨夜はゆいの独壇場だった。お盆休みのゆいがゴジラの如く、四国で大暴れするエピソード。それが未だに、ゆいの影すら出せなくて、時間だけが過ぎてゆく。これから先のブログ王では、のんのマンションで一夜を過ごして……そうなると、翌朝、ツクヨが荒れ狂うのも当然の帰結となろう。その一方で、新たなエピソードが増殖すれば、ゆいのお盆が遠ざかる。どう考えても、一ヶ月の遅れなのに、どのエピソードも端折れない。あはははは……これぞまさに無理ゲーだ(汗) 小説だもの、削れない文字もある。

 つーことで、時間配分の見直しを視野に入れる。老兵は、勢いだけでは息切れを起こす。それだけは避けたいところ。ブログ王にウエイトをかけるとすれば、手を抜けるのは明晰夢になるだろう。この話はファンタジーのようなものだから、現実にあり得ない話を盛り込める。そこで一旦、エピソードを切りやすい。その代わりとして、金閣寺(三島由紀夫)と人間失格(太宰治)を読破する仕事が増えた(汗) それは、身の丈に合わない設定だけれど。

 なんで明晰夢に、三島と太宰を組み込んだのか? だって、しょうがないじゃない。それが頭に浮かんだから。それは「ずべこべ言わずに読んどきな!」という、神様からのお告げなのだろう……。そんな、インスピレーションに従って、この二作をAmazonで注文した。話が長くなるので、Amazonまでの道のりについては明日に回そう。

 明晰夢と連動して、信長と家康も……とはならない。閻魔様のエピソードを終えるまで気が抜けない。皆さんのご想像どおり、結末が決まっていないからだ。ホントに何も決めてない。家康とオリクのバトルで時間稼ぎもアリ得るだろう。そうなれば、訳あり二匹の過去のエピソードだって必要にもなりそうで……深く考え始めると、先が見えなくて怖くなる(汗)

 だったら、休めばいいのにね。

 でもね、毎日書いても、そうじゃなくても。きっと、結果は同じになるのよ。ナマケモノはバタバタしてるからこそ、書けるって話。ナマケモノに、ゆとりを与えるとすぐに怠ける。生かさぬように、殺さぬように、ペースを守ってご安全に。とはいえ、もっと話がスピーディーに進めばねぇ……昨今は、そんなことを考えていたりもするのです。

 毎日、三本くらい書ける力量がほしいのな(汗)

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