ブログのご紹介がありがたい

雷電
雑談
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 ブログ界隈かいわいには〝交流〟と呼ばれる慣習がある。交流が親密になると、ブロガー同士が互いにブログを紹介しあうようになる。かつての相互リンク(死語)だったり、記事中でブログを紹介しあったり。BBS(掲示板)に書いた足跡に、ページアドレスを残してみたり……。遠い昔の何もかもが懐かしい(笑)

 すると、アクセスがちょいと増えるのだ。誰のブログにだって一定数の読者がいる。そのアクセスが流れるからだ。SEOの観点から見れば、かつては被リンクの恩恵さえも受けられた。それは誰も傷つけない、ウィン・ウィンの関係だった。ある意味で、アクセスの理想形だと僕は思う。

 時は世紀末、インターネット黎明期れいめいき。ホームページ全盛期には、それが当たり前のように行われていた。思い返せば、まったりとしたのどかな時代であった。

 土俵がホームページからブログへ移行し、そこへ経済活動が組み込まれると、事情は大きく変わってしまう。アフィリ時代の幕開けだ。もはや人気サイトを除いて、誰も個人ブログなんて紹介しない。てか、リンクを貼った相手のドメインパワーが弱ければ、自分のドメイン評価が下がるのだ。その逆もしかり。SEOの呪縛である。それが令和の常識だ。

 今の僕はSEO無視のブロガーで、小説も書いているものだから、ブロガーよりも物書きに近いだろう。だからネットの隅っこで、こっそり記事を書くだけの存在で、今日もサヨリは元気です(笑)

 そんなブログなのに、ご紹介をいただくことが稀にある。有り難いけど、いいのかな? コメント欄でお礼をしたい。そんな気持ちも山々だけれど、それもどうかと躊躇ちゅうちょする。「うゎ、来た!」とか思われそうだ。貞子じゃないから呪ったりしないのだけれど……。親しい人なら尚さらである。傍目はためから見れば、僕が宣伝しているようにも見えるし……。なにはともあれ世知辛い(汗)

 僕の記事とか小説が自分の城から飛び出す感覚。これぞまさしく猫にマタタビ。脳内麻薬がジュワっと出る───快感だ(笑)

 その度に「書いてよかった」といつも思う。カイジのビールくらいの勢いで「ありがてぇ~!」と拝んでしまう。人気ブロガーなら日常だけれど、僕にとっては非日常。こんなの滅多にありゃしない。そんな年に数度のご褒美が、僕のモチベーションに火を灯す。明日も書こうと思いながら、ブタもおだてりゃ木に登る。すぐに記事を書き始める(汗)

 そんな僕より、もっと喜ぶのが雷電らいでん(戦闘機)好きの友人だ。僕に小説を勧めたのが友人だった。その小説に感想でも入ろうものなら、自分のことのように何度も読み返して喜ぶ人だ。だから毎日のように、感想がもらえる状態を当面の目標にしている。とはいえ、千里の道も一歩から。慌てずゆっくり前に進もう。僕だって高齢者。走って転ぶと大変だもの(汗)

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