僕の読書は三冊ワンセット。先ずは文豪読破が先決で、その気持ちがとても強い。というのも……文豪の作品は削られるんですよ、僕のピュアな心を(笑) なんかねぇ~……重いっつーか、しんどいつーか。文豪が生きた時代には、人生の選択肢があまりにも少なくて、生きるか死ぬしかないようで。読んでいる僕としても、どんどん逃げ場を塞がれるような気分にもなるのです。苦悩と苦痛、ジレンマと地団駄、嫉妬と裏切り。彼らの語彙力で追いつめられる気分たるや……。
二月と三月を費やして、せっせと読書に勤しんだけれど、積み本制覇には至らなく。そうこうしているうちに、明日から四月。つまり、明日から新作の投稿が始まるわけです。四月分は仕上がっているので、切羽詰まっているわけでもなくて、これから五月分の修正作業に入ろうか?
その矢先、相棒からのメールに「芥川賞を落選した作品集の本があったでしょ?」の文字がありまして、慌てて〝戌井昭人 芥川賞落選小説集〟を昨日(日曜日)から読み始めました。ざっくり、四百ページ越えの超大作。ゆえに、ゴールは遠い!(汗)
とはいえ、読み始めるとストレスもあまり感じず、少しばかりを今日に残して、ついさっき読み終えました(笑) 初めて読んだ戌井昭人作品。あとがきと解説を含めても、すんなりと読めました。あまりのあっさりに、もしかして……昨今の作品ならば、かなりの速度で読めるようになったかも? そんな、淡い期待すら抱いたりして(汗)
ネタバレが気になって、僕は書評が書けない人なので、内容については割愛します。この本の中でどの作品が好きだった? と問われれば、〝ひっ〟かな? と答えるでしょう。書き方を変えたなと思った〝どろにやいと〟は、あとがきでその意味が分かりました(笑) そんな意味からも、最後の最後まで楽しめた作品でした。
話は変わって、高松では桜の花が咲き始めました。毎年、愛猫と眺めた桜の木は、七分咲きってところでしょうか? 土曜日頃から気温が低い状態だけれど、気温が上がれば一気に開花しそうです。花満開は、この週末あたりかな?
2025年3月31日-800x535.jpg)
2025年3月31日-800x535.jpg)
2025年3月31日-800x535.jpg)

本も読めたし、桜も見たし、今宵は新作の投稿準備。〝後ろの席の飛川さん〟明日の正午からスタートです(笑)
コメント