ブログに関して、今の僕はナマケモノだ。
のらりくらりと、ブラブラしている。
下書きだけは、富士山ほど書いているけど、読み返せば愚痴ばかり。何ひとつ、ネットに出せる代物じゃない。ブログつーのは、酔ったサラリーマンが愚痴を吐く居酒屋じゃねーんだよ。自虐ネタにして面白ければ出せるけど、そうじゃない文章なんて出しちゃダメ。公衆の面前で、笑えない愚痴など書いてはいけない。それこそ、友人が泣くだけじゃ(笑)
とはいえだ……取りあえず、何かを書こう。
ブログの更新は、ご存じのとおり牛歩だけれど、小説は至極真面目に書いていて、四月分のチェックも終わり、五月分の原稿は相棒と共有済で、すでに来月の準備は整っているのです。つまり、発射待ち。用意周到で準備万端。誰でもいいから、そこだけでいいから、褒めてくれ! おじさん、結構、頑張った(笑)
あらすじは単純で、軽くひねた少年が、自由奔放な少女に振り回されるという、端的に言えば、ラブコメでありがちな学園もの。「どんなキャラの主人公なの?」と問われれば、
だって、そうだろ? 友だちいない歴、十三年目のボクである。この学校の誰よりも、現実の辛さを知っている。小学時代は給食だった。だから便所飯の経験こそないけれど、イジメの辛さは体験済みだ。それに、不登校……引きこもりの日々だって。引きこもり生活で出会った文豪たち。三島も太宰も、苦悩ばかりの小説じゃないか。太宰の名には「辛い」の文字まで含まれている。人生なんて、そんなものだ。だから、人は人を愛せない。それがボクの結論だ。
こんな感じで、恋とは縁遠い少年です。友だちすらも出来そうにない……。その上、異世界にも行かなければバトルもしない。妖怪、怪異、宇宙人、超能力者なんて出やしない。不倫や浮気とも無縁の世界。誰も死なない平和な世界。
それで何がオモロイの? それは、僕にも分かりません(汗)
ただ、ブログ王の世界を別の視点から見たならば、これまで書けなかった裏設定を、それこそ自由奔放に書けちゃって、最初からの読者であれば「ほぇ~!」っと、思えるエピソードが満載です。とはいえ、新作単体でも読めるよう、配慮して書いているのでご安心を(笑)
何はともあれ、自分で書いた小説なのに、今は自分だけで楽しんでいます。小説を書き始めて、こんな気分になるのも初めてで、僕にとっての最高の読者が、伝えたかったのはこれなのか? なんだか、不思議な気持ちです。
それに加えて「早よ、次!」って、相棒から言われたら、うれしいな(笑)
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