───お芋さん、お芋さん
韓国発のコグマダイエットにサツマイモは欠かせない。ホクホク、ねっとり、甘いお芋さんでダイエット。夢のようなダイエット法だけれど、やっぱりね、人間だもの。二ヶ月もやっていれば飽きる。目新しいサツマイモと出会ったら、それを試すのも習慣になった。
───今日の相手はなると金時 里むすめ
細長くて、小さくて、おやつサイズだけれど数が多い。何よりも商品名の横でほほ笑むキャラクターが可愛いらしい。今のご時世、名前も設定もあるでしょう。いつ描かれたのか、誰が描いたのか。試食が済んだらリサーチしてみようと思った。
───全てが記事ネタ。
そういう事です。
なると金時 里むすめを蒸して試食
PCの前から僕を見つめる愛猫サヨリ。それは、ご飯の合図。冷蔵庫から刺身の短冊を取り出し、スチームクッカーの準備をする。サヨリさんにご飯を食べさせる間に里むすめを蒸す。時間の有効活用。コグマを始めてから同じ作業を繰り返す。この生活にも慣れた。
とは言えこのサイズ。20分もあればホクホクの蒸し芋が出来上がる。今日は5本蒸してみた。その前に芋ぴっぴ。の試食を先に済ませた。口の中でとろける甘さ。それが弾けた後での里むすめはフェアじゃない。
───甘さのレベルが違い過ぎた
浅はかだった、バカだった、食べる順序を間違えた。里むすめの評価は翌日に持ち越す事にした。
───翌日
残りの里むすめを蒸して食べた。痩せても枯れても里むすめ。小さくてもホクホクとした甘さは健在だった。けれど、いつものサイズの鳴門金時の食べ応えには及ばない。
───この里むすめはおやつ用
これが僕の最終結論。バターを乗せれば上品なスイーツになるだろう。
里むすめのイラストが可愛い
───このイラストをご存じですか?
なると金時 里むすめのロゴの横。両手で抱えた大きなサツマイモと素朴な笑顔のお嬢さん。大きな内股姿が可愛いの暴力である。スーパーで見つけたのも何かの縁。彼女の情報を得るべく、JA里浦、JA里浦ファーム、ブログ記事などを調査。箱詰め段ボールに印刷された「里むすめ」のロゴの横にも立っていた。里むすめの後の砂地で育つ大根は「青首だいこん里むすめ」と呼ばれる事も分かった。
───肝心の彼女の名前は分からなかった
ここからは憶測の話。両公式ページを細かく見ると、「なると金時 里むすめ」の文字は目立けれど、イラストは隠されている画像が多い。うまり、JA里浦の職員は、このイラストが気に入られている事実。それを理解していないようだ。勿体ないと正直思う。
ここまで調査したのだから、なると金時を説明して筆を置きます。
───なると金時とは?
それは、徳島県鳴門市で生産され、厳しい規定を満たした芋だけに与えられるトップブランド。その中で、海沿いに位置する里浦の砂地で育つサツマイモが「里むすめ」である。きめ細かく美しい外見と上質な甘味と栗のような食感から、なると金時の最上級ブランドとして知られている。また、JA里浦では8月と9月の収穫シーズン、一般向けの芋掘り体験農園を開催している。
コロナが終わったら行ってみたい。
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