新春2025

マイブック
雑談
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 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中はお世話になりました。
 本年もよろしくお願いいたします(笑)
 こちら高松は晴天の穏やかな一日でした。
 皆様のお正月は如何でしたでしょうか?

 このお正月には楽しみがありまして、冒頭の本がそれでして、マイブックは相棒からの書籍の中にあった一冊です。太宰、三島、芥川に諭吉……それに現代の書籍をパラパラとめくっていると、マイブックの中が真っ白でして……何ごとぞ? っと、輝く白さにフリーズしてしまって、イチゴアイスを食べたらメロン味だったくらいの衝撃がありました。出版社の印刷ミスすら疑いました(汗)

 ぐっと裏表紙を眺むれば───〝マイブックには、日付と曜日しか入っていません。これは2025年のあなたがつくる、世界に一冊だけの本……(以下省略)〟と書かれています。はっはーん、ここに書けばいいのだな? とはいえ、これに何を書けばよいのだろうか? 日記のようなものはブログに書いてしまうし、秘めごとは記録に残す主義ではないし……はて、どうしたものか? マイブックを手にした当初は、そんなことを考えていました。

 僕は賢くないので小説を読むときは、ノートの存在が欠かせません。ノートに登場人物の名前を書きながら、まずは人間相関図を作ります。これがあると「この人誰だっけ?」そんな迷いがなくなるからです。迷わないだけ早く読めます。つまり、今流行りのタイパ(タイムパフォーマンス)の策です。それをするだけで実際に、物語の理解が早くなりました。人間相関図を作るのは、個人的にはおススメです。

 その一方で、響きよき言葉をメモに残します。自小説用のストックです。明らかに、これはちょっと……そんな言葉は読み飛ばします。そんなに書くこともなかったのですが、三島となれば話は別で、俺ってスゲーやろの語彙の連続で、メモするだけで手がいっぱい(汗) 他にも書き残した言葉もあるので、それを毎日少しずつ、マイブックに書こうと思い立ったのは、クリスマスの頃でした。

 サイズ的にも丁度いいし、ポッケに入れて歩けるし、眺めていても、読書をしているようにしか見えないし。時系列が連動しているので、記憶としても残りやすい。それを思いついた途端に、年末からマイブックに何かを書きたくて、書きたくて。うずうずしていた次第です(笑)

 三島の小説には、いいところのお嬢様言葉がふんだんにございまして、不倫の中で描かれる、あられのない描写でさえも、お上品な言葉遣いが、エロさを引き立てる効果もございますの。お道具もさぞ小さいんでしょ……こういうのは、なんと申しましょうか? 覚えておいて損なしですのよ。ホント、お色気たっぷりでございますの(笑)

 前々から何度も書いてきましたが、ほんと、不思議なほどに僕には記憶力がありません。読書しないものから、若かりし頃のストックも皆無。少年漫画の記憶はあれど「ドーン!」とか「ガーン!」とかの擬音ばかり(汗) ほんと、年に一冊でも読んどきゃよかった。

 それだとて〝読書しましたよ〟というふうな、文章を書くには記憶というのは必須で。あっちのノート、こっちのメモ紙。どこへやったか分からない……この一冊にそれらを集約させれば、かめはめ波くらいの威力をもった武器となる。そんなイヤらしい憶測もあって、今日から早速ちまちまと。書き散らからした言葉を整理するつもりです。されとて、一気に覚えらえるわけもないので、毎日、1ページくらいが丁度よく。というのも、相棒の知識たるや僕にとっては図書館で、手抜きは刹那にバレるのですよ。〝あの本読んだよ〟そんな詐欺など通用しません。

 ということで。今年の抱負は、ひとつでも多くの記憶です。小説で、そしてブログで。語彙の無駄遣いをしてみたい(笑)

コメント

  1. 私も読んだ本すっかり忘れて新鮮な気持ちで再び読めるwww

    • あけおめー!
      どうして忘れちゃうんだろうね。
      少しだけでも記憶したいわ(汗)

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