腕の筋肉がパンパンだ、腕橈骨筋がガチガチなんだよ……痛い。もはやこれは職業病である。職業病であるが故、この筋肉を休めることは不可能で、今日もサヨリは元気です(笑) 床に転がる愛猫を眺めて我思う。お前はいいなぁ……ずっと寝てて(汗)
とはいえ、この痛み。対策が必要である。美人トレーナーさんが、毎晩、腕をモミモミしてくれたらよいのだけれど、そんな都合のいい話はどこにもない。だから、セルフマッサージに勤しむけれど、回復には及ばない。左手に痺れが出始めて、脳の病気を勘ぐるほどだ。六十近くなれば、そんなこともある。それこそ、半年以上もそんな感じが続いていた。そして、ふと……思い立つ。
───お灸ってどうよ?
と。
四十代の頃、一度だけお灸チャレンジしたことがあった。お灸が熱くて断念した。でも、あの刺激。今の僕には効きそうだ。だって、そうでしょ? 昔の年寄りはお灸してたもの。それを思い出して、せんねんお灸を買ってみた。実は、どうせ大した結果にならないだろう。そう思って、写真も撮らずに箱を捨てた。だから、説明書の写真しかありません(汗)
ハウスジャワカレーのように、お灸の箱には、熱さのレベルが表示されている。以前、使った記憶から〝熱さ中レベル〟を購入した。左腕に右の親指でツボを探す。てか、指で押して気持ちいい場所が目的地。そこへお灸を貼り付けて、火を付けてジッと眺める。煙の向こうに淡い灯火。腕の上が火事なのに、ぜんぜん熱さを感じなかった……これは、ハズレだ。とはいえ……だ。こんなにお灸が残っているのだ。贅沢に使ってみよう……ダメ元で(笑)

お灸をすえた翌朝。腕の調子がなんだかよかった。ただ、お灸の成果とは思えなかった。お級の後、丹念にマッサージをしたからだ。それでも、騙されたつもりで一週間ほど使っていると、腕の痛みがどこかへ消えた。マジっすか? 狐にでも騙されたくらい、腕の調子がとてもよろしい(笑)
それならば。そう思って、手足のツボにせんねん灸。たまに、ゲッ!と思うような激アツな個体もあったけれど、気分なのか? なんなのか? 今週は凄く調子がよいのだ。つーワケで、今夜のレビューとして書いてみました。

ちなみに、岩のような肩にもお灸をやってみたのだが、肩の皮膚が弱いのか? それとも皮膚が薄いのか? 熱過ぎて、もう一回やろうとは思わなかった。どんなに肩こりで悩んでも、肩にはたぶんやらないだろう……皮膚が凄く熱くて痛い。とはいえ、手足が復活しただけで上出来だ。ダメ元で買った甲斐があったと思う。
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