小玉スイカ、新たなる刺客

畑の話
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 大変なことになった……皆の衆。こんなことは、初めてだ。

 敵は内なり。つまり、僕。

 そう思っていた小玉スイカに、大きな穴がポッカリ空いた。この症状は、破裂や爆発のレベルじゃなくて、異次元レベルの危機なのだ。だって、そうでしょ? この無残な姿は、外部からの攻撃があった証拠である。こうなると、もはや打つ手がないのだけれども、やれることだけは、やりましょう……辛いけど(汗)

 秘密裏に、隠し玉として栽培していた、小玉スイカが何者かに狙われた。誰なんだ! 現時点で、もっとも疑わしいのはカラスである。てか、カラスであろう。コナン君も金田一少年も、たぶん同じ推理に帰結する。

 畑の周りを見渡せば、どうやら、黒テグスが甘かったようだ。急遽、空いた空間に糸を張る。それに費やす作業時間は、たったの5分。こんなことで防げるのなら、お安い御用なのである。

 これで攻撃が収まれば、真犯人はカラスで一件落着。けれでも、これで終わらなければ、新たな可能性が浮上する。アライグマとかタヌキとかハクビシン。彼らの行く手を阻む手を、今の僕は持っていない。こりゃ困った……。最悪の想定はサルである。

 昨今、猛威を振るうサルたちは、スイカを丸ごと持っていくらしい。だから、容疑者には含まない。てか、それを考えると鬱になる(汗) サルに関しては、考えるだけ無駄なのだ。台風が来た! そう、思うくらいで丁度いい。

 新たな脅威の出現に、ビビりまくっているのだけれど、その逆で、イノシシの姿がめっきりと消えた。何かが増えれば、何かが減る。大自然は、不思議なくらいプラスマイナスゼロである。リセットでもするかのように。そう思えば人間界は、かなり相当、不自然なのかもしれないな……。

 ちなみに、この日はスイカが割れてない。やぐらの衆は、この調子で頑張って!(笑)

 悪い話ばかりでは寂しいので、プリンスメロンの話題に切り替えよう。こっちは、一気に実を付けた。そう思ったら一気に枯れた。キュウリのようなナス科の野菜は、こんな傾向が強いらしく、だからそこは問題ではない。だから、そういうものだと割り切っている。

 今日の収穫は13個。これまでの収穫数を合わせれば、20個を軽く超え、30個が目前だ。プリンスメロンは、5本の苗で挑んだのだから、一株あたり6個の採れ高。悪くない。ということで、プリンスメロンは去年に続いて、成功しましたよということで。

 現場からは、以上です(笑)

 

コメント

  1. コガネムシノスケ より:

    オレっち、実は犯人を見たんすが、
    バラしたらお前を食う!って言われたんで、
    こわくて言えねぇっす。