ラジオ

雑談

ありがとう、浜村節です

───持った湯呑をバッタと落とし、小膝叩いてニッコリ笑い。 関西圏の人ならば、このフレーズを知らぬ者はない。これはパーソナリティ、浜村淳が使うフレーズである。僕の記憶が定かなら、初めて耳にしたのは小三の夏休みだった。「午前中は外出禁止! 涼しい時間に宿題をしましょう」 これは、一学期最終日の教室で、先生に言い渡された鉄の掟だ。つまり午前中、家から一歩も出られない。ラジオ体操から家に帰れば、午前中は暇である。暇なら本でも読めばいいのに、暇を持て余した小学生は、ラジオのスイッチに指を伸ばす。ポチっとな。ラジオでは、夏休み映画の紹介をしていたと……思う。 ラジオから流れる音韻が心地いい。話す内容も面...
エンタメ・テレビ

木綿のハンカチーフと島田紳助

野球放送が中止の日。つまり、球場が雨の夜。その時間帯に差し替えられるのが電リク番組であった。冬期のシーズンオフ時。ゴールデンタイムの時間帯のラジオ番組は電リクだらけになった。ネットも、ゲームも、娯楽無き、小学生にはウハウハで、今日もサヨリは元気です。
エンタメ・テレビ

初めての深夜ラジオは明石家さんまのヤンタン土曜日(1979)

これが深夜放送というやつ?、なんかドキドキする、知らんけど。ヤングタウンは関西圏の人なら誰もが知ってる人気番組。スピーカーの向こうでは、お兄さん、お姉さんらが集まってガヤガヤやってる雰囲気だった。僕の知らない世界が開いた。30分後、別の世界が開く事も知らずに…。