今日は一息、ブログを書きます(笑) 先ずは何よりも一番に、愛猫へのお話しを読んでいただき厚くお礼申し上げます。皆様の応援で、ここまで辿り着くことができました。ありがとうございます。
お正月も終わり日常が始まって、今日の高松には雪まで降って。もうね───冬ですよ、真冬です。冬のうちに〝今日もサヨリは元気です(笑)〟を完結させて、桜の季節に〝のんちゃんのブログ王(第三章)~ベルトの少女~〟をスタートさせて、夏休みが始まる頃には〝真夏の恋〟の続きを掲載する予定です。その合間で〝明晰夢〟と〝マロカン〟も? 昨年のやり残しの回収が、今年の目標になりました。にしても……宿題ばかりが山積みです(汗)
「いいこと教えてやろうか?」
「なんやねん?」
「少年ジャンプの打ち合わせで、担当者が泣いていたんやで」
「───マジか?」
かつて、こんな噂話がありました。北斗の拳、ドラゴンボール、リングにかけろ、キン肉マン……八十年代、週刊少年ジャンプ黄金期。その当時、まことしやかに囁かれた都市伝説がありまして……それを〝ジャンプの涙の打ち合わせ〟というのだけれど。
当時は喫茶店で、若き漫画家と担当者との打ち合わせが行われていたそうです。そこには、涙ながらに語り合う、若き漫画家と担当者の姿があったそうです。打ち合わせが白熱すると
「愛のために、兄貴は死んでゆくんですぅぅぅ!!!」
と。涙ながらに語り合うのだとか。今のリモートワーク時代ではどうなのでしょう? 直接、顔を合わせての打ち合わせなのでしょうか? もっとクールな打ち合わせでしょうか? さりとて、作品に対して熱く語る担当者の存在が、ジャンプの黄金期を支えたのは事実です。自分の作品を理解していてくれる担当者の存在たるや、何者にも代え難きパワーの源に他なりません。孤独に物語を書き続ける人からすれば、そんなの理想の世界です。書けば書くほど心に染みます。誰からも相手にされず、孤独の世界で記事を書く。かつての僕はそうでした。だから、痛いほど分かります。
今の僕には相棒という存在がいて、友人という存在があって。原稿を送って内容を見てもらっていて、打ち合わせ手段はメールのみで……。その手法は僕らが選んだ道だけど、もし仮に彼らとの打ち合わせが実現すれば……ファミレスとかコメダで打ち合わせる未来があるのなら。それは、熱き涙の会話になるのだろうなと。ジャンプ編集局の都市伝説が脳裏をスキップしながら過る度に、僕の脳内でシナプスがガシガシと動くのです(笑)
山積みになった宿題を書き終えて、多くの人々に読まれたならば。讃岐うどんを手土産に、胸を張って相棒に会いにゆけるのに……そのためには、出ない神作よりも出す駄作。それを楽しみに物語の続きを書いています。春から始まる、ツクヨときいちゃんの話が難題ではあるのだけれど……そろそろ、そっちも書かないとデス!(汗)
コメント
雉虎さんの小説を楽しませてもらっています。ジャンプの涙の打ち合わせは初めて知った話ですが、なんとなくそうかもしれないと思いました。自分を理解してくれる人がいるのといないのでは違うと思います。マンガや小説の執筆だけでなくて自分の味方がいたら人生は変わるのではないかと思いました。
静香さん。
コメントありがとうございます。
重ねて、小説を読んでいただいてうれしいです。
ブログも小説も基本ひとりで書くものですから、壁打ちテニスのように淡々と書いてきました。圧倒的なものが何もないのですから、無反応で当たり前。そう思っていましたし、たぶん、このまま生涯を終えるのだろうとも。
僕にとって。ブログへの理解者の登場は、それ以前とは、まるで別の景色を見せてくれました。こんな景色があっただなんて……。
静香さんのおっしゃる通り、味方ができると人生までもが好転する思いです(笑)