この夏は全滅か? ウモロコシの雄花が出たが、雌花の姿がまるでない

畑の話
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───2025年7月4日。

 予言では、明日は日本を大災害が襲う日ということで、ネットは大騒ぎになっている。さりとて、ノストラダムスを生き延びた……言ってみれば、予言に踊らされた第一世代としてみれば、それは誰かの飯の種。平常運転なのも、さもありなん。

 予言くらいで畑の作業を怠れば、明日が大変なことになってしまう。今日も水やりと収穫だ! 畑に行くと、トウモロコシの雄花咲いていた。喜ばしいことではあるけれど、思ったよりも早い気が……こいつは、マズいな。

 だって、そうでしょ? 茎が細くて背が低い。茎も葉も緑が薄くて、まだまだ成長が足りてない。例えるのなら、幼稚園の子どもが声変わりでもしたような……そんな違和感を拭えない。

 過去の記事にも書いたけれど、懸念していた老化苗。それなら納得できるのだけれど、ぜんぶがぜんぶ、そうなのだ。畝向かいの、ひまわりの方がたくましい……どういうこと?

 トウモロコシの別名は肥料食い。元肥しっかり、追肥もしっかり。あまつさえ、水までたっぷり与えなければ、大きく成長してくれない。

 なのに、収穫できる実の数は、1苗あたり、1、2本。コスパの悪い野菜だけれど、もぎたての味は格別だ(笑)だから、そのつもりで育てたはずなのに……あぁ、なんてこった! 見てください。雌花の姿がまるでない。こんなのは、初めてだ……。

 肥料はやった、水も与えた、愛情だって抜かりない。思えばいつもの年より水をジャバジャバ与えてた。それが原因とすれば……根腐れかい?

 この場で全部を引き抜いて、種からリスタートに踏み切れば、ワンチャンの可能性が残っている。けれど、冷たくするなら最初から。優しくするなら最後まで。ここは静かに見守ろう。これも何かの縁である(笑)

 出費は種の費用だけ。400円くらだったかな。それなら、今年豊作のキュウリとトマトでペイできる。それにプリンスメロンとスイカが加われば、十分に元は取れる。だから問題ない。

 畑遊びの相手は自然。ゲームと違って、同じ条件など二度とない。ガチャはなく、武器も魔法も通用しない。トライアンドエラー、試行錯誤を繰り返す。現実だもの当然だ。どれだけ策を練ったとて、ぜんぶが成功するわけじゃない。だからこそ、野菜作りは奥深い(笑)

 さりとて、このまま枯れてしまうのか? ひょっこり、雌花が顔を出すか? 失敗したら次回の肥やしに、うまくできたら胃袋へ……てか、このまま雌花がゼロならば、それはそれでレアケース。やれと言われて、作れるものでもないでしょう? すごいことかもしれないじゃん。

 実を採ったトウモロコシの残渣ざんさは、土に混ぜれば緑肥になる。畑の肥料はタダじゃない。総じて、そんなこともある(笑)

 そう思えば気も楽だ。気分を変えてスイカを愛でよう! 今日現在で、スイカネットの数が20を超えた。

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