本についている紐の名前

レビュー
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 最近、仕入れた情報によると、本についている紐の名前はスピンである。他に、栞紐しおりひもやリボンと呼ばれていて、僕は栞紐と呼ぶことにした。日本的な柔和な音の響きがよかったからだ。

 補足として、栞紐がある文庫本は新潮文庫のみである。そんなわけねぇーだろ? と、本棚の文庫本を調べてみると……新潮文庫だけに、栞紐がついていた。今更ながら、徳川埋蔵金でも発見したような気分になった。

 しおり紐を調べる切っ掛けとなったのは、外出先での読書であった。普段は、金属製の栞や、本の帯を使っている。けれど、未読の本を持ち出した時。栞を忘れることもある。「本の紐、本の紐……」本の紐を探していると、なんだか自分が滑稽に思えた……雑草という名の草がないように、本の紐にだって名前があるでしょう(笑) というわけで、スマホでググった。

 あれだ……今は、AIが概要をまとめてくれるんだな。これをやられるとブロガーは辛い。まとめても、まとめても……書いても書いても、書くほどに、まるっとぬるっとAIに吸収されて、本文が誰の目にも届かない。バカらしくなって真面目な人は失脚するだろうし、AIに抗うとするのなら……大量に誤情報をばら撒いて、誤学習させる他になさそうだ。とはいえ、このブログには無縁の話で、Googleに相手にすらされていない(汗)

 AIといえば、AI小説はどうなった? Xのタイムラインを眺めると、先日読んだ「ごんぎつね でんでんむしのかなしみ(新美南吉傑作選)」のようだった。その中の「おじいさんのランプ」では、ランプが電灯に変わってゆくさまを。「最後の胡弓弾こきゅうひき」では、胡弓弾きに変わってラジオが普及してゆくさまが描かれる。もしかして、AIの進化までもを予測して、アニキが選んでくれたかのように、この一冊が今の状況と酷似していた。

 科学の進歩と共に人々の意識は変わるもの。たとえ「読む」という文化が残っても、誰が書いたかということは、さらさら読み手には関係なくて。人だろうがAIだろうが、作品が面白ければ構わない。これをゲーム業界に当てはめたなら……もしも、完全にAIが作ったゲームに、誰が違和感を抱くだろう。歴史は繰り返される……そういうことです。

 ただ、今でもランプの光を好む人がいて、今でも胡弓の音色を好む人もいる。そんな人々の琴線に触れる記事や作品が書けたなら、まだまだ活路があると思っている……まぁ、書こう(笑)

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