トンボとカマキリ! 今年の畑は肉食系?

畑の話
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 畑に暮らす昆虫は、その年で様々で、もうね……途中で野菜を諦めるくらい、去年はカメムシの当たり年。サツマイモの葉っぱも食われてしまった(汗)

 そんなやつらが卵を産んで、この夏もカメムシか? その懸念が払拭できず、第一種戦闘配備で今シーズンに挑んだけれど、さりとて、農薬を使わぬ僕である。多少の犠牲は承知の上で、畑のニャルソックだけは欠かせない。ある意味で、カメムシチェックは水やりよりも重要だ。

 そんなに、これが、うまいんか?

 カメムシのターゲットはピーマン一択のようである。隣のナスには寄り付きもせず、親も子も同じ姿のカメムシが、緑の枝にびっしりと並んでいる。とはいえ、この夏も結構な数のカメムシの団体だ。あまりのグロさに、写真投稿はしないけれども、まぁまぁの地獄絵図(汗)

 数が増えればやり方も変わる。ピンセットでお上品にでは間に合わず、ピーマンの葉の下にビリビリラケット(電撃殺虫ラケット)をセットして、葉っぱを揺らせてカメムシを落として、スイッチオン! すると、バチバチと電撃音が轟いて、ついでに小さな火花が散って、20匹ほどのカメムシが、ネットの上で成仏している。

 畑に行く度、それを毎回繰り返す。100パーセントではないけれど、継続は力なり。まずまずの効果があるようだ。お裾分けする程度には、ピーマンだって採れている。そんな意味からも、畑にビリビリラケットはお勧めです。

 その一方で、ナスの葉を食い荒らす悪党は、未だに正体を見せないけれど、見つける度に捕殺を続けた、テントウムシダマシが本丸のようだ。その証拠に、地味な作業が功を奏したようで、徐々に新たな葉っぱが増えている。この調子なら、危機的状況から脱せるかも? ていうか……数十匹のテントウムシダマシ程度で、二本のナスが壊滅するものか? そこが解せない気もするけれど……うちの畑の害虫の、ツートップがこれである。

 益虫に話題を変えれば、とんと見かけないが、テントウムシである。それに連動するかのように、アブラムシも見かけない。それは野菜にとって、よい傾向だけれど、テントウムシがいない畑は寂しいものだ。絶え間なく、ちょこちょこ動く赤と黒。その愛らしい姿が恋しく思える。

唐辛子の葉に止まるテントウムシ
唐辛子の葉に止まるテントウムシ(2022年10月6日撮影)

 その逆で、毎日のように、顔を合わせる新顔が二種増えた。どれもこれもが肉食だ。

 ひとつは、夕暮れ時に現れる。上下左右、空停止……自由自在に空を飛ぶ。大空の覇者、トンボである。このステルス戦闘機は、何を求めて飛んでくる? できることなら、カメムシを食べてはくれまいか?

 今日の来客は、シオカラトンボ。この色だからムギワラトンボ。シオカラトンボのメスである。畑の中を悠々と、シオカラトンボが飛んでいる。秋に赤トンボはいたけれど、シオカラトンボは珍しい。これは、マリーゴールドのお陰で増えた、モンシロチョウの影響だろう。

 そして、驚異的に勢力を伸ばすのが、畑の殺戮マシーン、カマキリである。こいつは、なんでも食うらしく、さっきのトンボでさえ捕食する。

「やぁ、元気?」

 声をかける、人間さまにもこの態度。そうやって誰にでも、威嚇しないとダメですか? サツマイモの葉の上で、ふんずり返ったその態度……お前さん、追い詰められた政治家か?

 そっか、そっか。そうならば、極上レストランへ招待しよう。ヒョイとカマキリの背中をつまみ上げ、ピーマンの葉の上に、愛の不時着をしてあげた。さぁ~、どうぞ、どうぞ。カメムシたくさん、召し上がれ。カマキリと目が合えば、必ずこれをやるのだが、翌日には、やっぱりサツマイモの葉の上に……もしもし、カマよ、カマちゃんよ。いったい、そこには、何がいる?(笑)

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