「ニャンだ、ニャンだ?!。」
「差し入れだよ、サヨリちゃん。ほれほれ、巷で話題の『マックフルーリーブラックサンダー』もあるよ。」

「ニャンだ、ニャンだ?!。」
「だから、マックの・・・・。」

「ガサガサ・・・。」

「あぁ・・・・、ポテトですか・・・。」
マックフルーリーブラックサンダーの味は強烈に甘かった。

「ガサガサ・・・。」
「サヨリちゃんはポテト以外は目に入って無いのね。でもね、今日の主役はブラックサンダーだから。夜マックはおまけだから。はい、ちょっとそこをおどきなさい!。」

「またですか。また、こっちですか?。ポテトは?。」
「毎回毎回なのだけれど、キミは人間の食べ物はノーグッド、NGです。ちょいと並べるから下で待っててよ。」

「ジャーン!。」
「いつか絶対喰ったるから。ポテト喰ってやっから!。待ってろや、ポテト。」
「はいはい。はいは一回!。そして、キミは下ね。」

「ポテト・・・。」

という事で、サヨリちゃんが静かになったところで『マックフルーリーブラックサンダー』を食べてみます。マック公式HPによると、マックフルーリーブラックサンダーは去年も好評だったらしいので、期待は大きいですね。
「で、どんなんよ、お父さん。ブラックなんとかとやらのお味は?。」
「これは、パンチの効いた甘さやね。こりゃ、カロリー高そうだね。それだけ美味いって事やけれど。誰が食べても普通に美味しいわ。」
「ブラックなんとかのカロリーは379kcalですよ、お父さん。これはメロンパンクラスのカロリーですね。それと、お値段は290円なんですって。」
「まぁ、結構なお値段だね、サヨリちゃん。差し入れしてもらってアレだけど、気の毒な事したね。でも、冷たくて甘くて美味しいよ。これに、フルーツをプラスしたら、カフェのチョコレートパフェの味になるよ。」
「へぇ~、一口いただけませんか?。」
「ダメダメ。そもそも、猫の舌は甘みを感じないのだから、これを食べても冷たいだけしかわからないでしょ。そして、猫にチョコは危ないよ。後でお腹が痛くなっても知らないから。」
「そう言えば、猫にチョコは毒でしたね。だったら、クリームのところだけを下さいな。」
「クリームもダメみたいだよ、サヨリちゃん。今夜のところは諦めなよ。」
「・・・・。」
「何々・・・。」
「・・・。」

「だからダメなんだって。」
「自分ばっか食べてんじゃないよ、ビチクソ丸!。」
「おぉぉ~、久しぶり!。」

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